ビジネスと一線を画している西和彦、大いに語る

56年兵庫県生まれ。77年早稲田大学理工学部在学中に●●●創業。(中略)80年代後半-90年代前半に半導体や衛星通信など多角化路線を歩むが、バブル崩壊で資金難に。00年から尚美学園大学芸術情報学部教授。49歳。


さて、これはいったい誰の経歴でしょうか?
はい、お約束ですが僕らの永遠のアイドル、西和彦さんの経歴ですね。
さて、そんな西さんが、11月29日付の日経産業新聞にて『ウィンドウズ95から10年』という連載でインタビューを受けておられます。
ところで、

バブル崩壊で資金難


ってサラっと流してますけど、何か原因はご本人以外のところにあるような書きっぷりに、文章力の大切さを思い知らされた気がします。

現在は教育者としてビジネスと一線を画している西氏に、
パソコンとマイクロソフトが今後どのような道を歩むのかを聞いた。


でインタビューはスタートしてます。

携帯電話の出現でパソコンがいらなくなる時代になりつつある。パソコン機能がどんどん携帯にとりこまれている。

(今後有望と見ている分野は)携帯電話を含め、これから欠かせない情報機器には四つの分野がある。パソコン、携帯電話、カーナビゲーションシステム、テレビだ。会社ではパソコン、家庭ではテレビ、家庭と会社の間は携帯電話とカーナビという三つの世界が構成され、相対的にパソコンの比重は低くなる

一昔前のパソコン長者はみな技術者だったが、今やIT長者はみなビジネスマンだ。ネットの世界のすそ野がそれだけ広がったことの表れと受け止めている。

MSは明らかにAppleやGoogleに対してブランドの危機感を感じている。検索エンジンの機能もソフトもGoogleの方がMS製品より賢い。Appleの音楽配信の成功を見ても、自社ブランドが危機に瀕していると認識しているはずだ

No.1の定義にも『面白い』『ハイテク』などいろいろある。AppleやGoogleは面白くハイテク、MSやIBMはハイテクだが面白くない会社だ。ライブドアや楽天にいたっては自社独自の技術の革新性は感じられず、面白くもハイテクでもない


ざっと発言をまとめるとこんな感じですが、携帯電話でMSXが動くようになったからって、ちょいと携帯電話を持ち上げすぎな気がしないでもないですが。
そういえば、Windows MediaCenterEditionのプロデュースをやってた頃は、もうちょっと違った事を仰ってた気もしますが、気のせいでしょうか?
現在HDD/DVDレコーダなどが売れているが、これらの専用機は、いずれ録画機能を持ったメディアセンターPCに取って代わられるだろう


インタビューからは大前研一ほどの必死さは感じられないものの、かつての先を見越してビジョンを提示するカリスマ性は感じられませんなぁ。
神田敏晶師匠の方がその辺の夢を語らせたらまだ面白い事言います。
もうちょっと壮大な花火を打ち上げてくれないと、西和彦というブランドが危機に瀕してしまいますよ。

ところで、1チップMSXっていったいどうなったんでしょうか?
弊社では開発ライン維持のパイプ確保のためにいらぬ金を浪費し続けてるんですけど。
どこかで発売が決まったという話を聞きましたが、まさかあれだけ労力を掛けさせられてそれでおしまいってことはありませんよね?
  
 

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