ラジオエアチェック文化復活のきざし
ソーテックを買収したオンキヨーは、これからどこへ向かおうとしているのだろうか?
オーディオ製品だけではない、PCとの融合を進めるオンキヨーの次の一手がちょっとおもしろそうだ。
オンキヨー、ラジオの長時間録音&データベース構築ソフト
-番組情報データと連動させ、楽曲/番組検索
「MuFi(ミューフィー)」と名づけられたこのソフトのベータ版を現在無料で公開中だという。
WindowsVistaのガジェットアプリとしてリリースされているため、Vistaでしか利用できないところに致命的な欠陥があったりするが、XP版も開発中ということだから期待したい。
…でも、よく考えたら RadioShark2で不足に感じることってほとんどないんだよなぁ…
強いて言えば、録音する際の音質をMP3でも64Kbpsを選択できるようになれば、ポータブルオーディオに移してもメモリを圧迫しないのでグーなのだが。
あと、MP3タグでアーチストとアルバム情報も自動で付加してくれるように設定できると、iTunesでの管理がさらに便利になる。
オンキヨーも今後ラジオチューナーをリリースする予定とのことなので、PC管理ならではの使い勝手というものをもう少し工夫して製品化してくることが考えられる。
音質と使い勝手が向上するなら、喜んで買いましょう。
国産メーカーの頑張りに期待することにしよう。
そんなこんなで、地味ではあるが、再びラジオのエアチェック文化が復活するかもしれない。
キモになるのは、ポータブルオーディオへの自動ファイル移動や、予約の簡略化といった、PCスキルの低い人にとっての便利機能をどれだけ揃えられるかにもよるだろう。
ラジオをリアルタイムで聴くという文化は廃れていくかもしれないが、ラジオ番組というコンテンツの魅力は、そう簡単に失われるものではない。
これからはネットラジオやポッドキャストのように、リスナーが好きな時に好きなシチュエーションで聴くというスタイルが一般化する。
でも、録音してでも聴いてもらえるのなら、それでもいいじゃないか。
こうしたラジオに関連する製品が出てくることを、ラジオ局はもっと歓迎し、バックアップするような姿勢が必要なんじゃなかろうか。
あと3年すれば、全国のご家庭からアナログテレビ放送が消える。
地デジへの乗り換えを嫌って、テレビを見なくなる人も確実に増える。
しかし、ラジオは今までどおりの手軽さで、そこにある。
さぁ、ラジオを聴こう。
耳から伝わってくる情報に、価値を見出すことがきっとできるはずだから。
この記事へのコメント