看板に偽りアリ

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まだ八重桜が見ごろだというので、栃木の下野国分尼寺跡の天平の丘公園に行ってきた。
GW最初の週末ということもあり、えらい人出で賑わっていた。
人の賑わいに屋台アリ、ってことで、とりあえず手ぶらで行っても食べるものに困らないほどの店がひしめきあっていたが、そんな中でちょっと気になった光景。

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よーく見ると…
じゃがバターじゃなくて

じゃがマーガリンやん!!



Ω ΩΩ < ナ、ナンダッテー

バターは生乳から分離させた乳脂肪を原料にして作られたものであり、マーガリンは食用植物油脂を原料にしてつくられたもの。
両者は明確に異なっており、やはりじゃがいもに合うのはバターのあの風味であることに異論を挟むものはおるまい。

ご家庭でじゃがバターにチャレンジするも、マーガリンしかねーよということで代用してちょっと違う感を味わい、どうしても自宅では再現できなかったカルピスウォーターの感動の如く、「やはり屋台のじゃがバターは違うねぇ」などと盲目的にありがたがっててはいけないのだ。

とはいいつつ、世の中バター不足である。
ケーキ屋さんでさえバターが入手できずに苦労しているというのだから、屋台が安定的にバターを安定的に入手するのも大変だ。
1つのじゃがいもにあんだけ大量にバターを乗っけてたら、販売価格400円程度では採算も厳しかろう。
イモの原価+バター原価が数十円もするんじゃね。ってボロ儲けやんヽ(`Д´)ノ

確かに、先日川崎大師に行った時に食ったじゃがバターもマーガリンだったが、地域が違ってもマーガリンを使っているということは、こりゃ全国的にじゃがバターの屋台ではマーガリンが使われていると考えてもおかしくはないだろう。
プロならプロらしく、看板に偽りのないようにちゃんとバターを使って欲しいもんだ。まったく。
って、それでも食ったらそれはそれでまぁ許せちゃうんだけど。

ちなみにここで利用されていたのは食卓用ミヨシマーガリン
坊やのイラストで永年にわたり親しまれています。主にパン屋さんでお使いいただいているマーガリンです。

別にマーガリンに罪はないが、せめて容器を入れ替えるとか何とかしやがれ。
   
 

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