光輪が逝った

 
OUTLOWなどの自社ブランドで知られ、上野界隈に専門店を多く展開していたバイク用品取り扱いの、光輪モータースが自己破産とのこと。
賃金未払いで社員が訴訟を起こしたりと、内情はあまりよろしくなかったようだが、店としての魅力はけっこうあっただけに残念だ。

バイク乗りにとって上野が聖地だったのはずいぶん昔の話になるが、それでも専門パーツや中古車なんかをまとめて見られる上野のロケーションは今でもけっこう便利だったりしたもんだ。
おいらもけっこう光輪では買い物してて、今使ってるヘルメットなんかはそこで買ったものだ。

世界的には日本製バイクの評価は非常に高いものの、国内バイク市場に関しては一時期のビグスクブームもあったりしたが縮小傾向が続いている。

二輪車、社会の逆風受け若者離れ止まらず―自工会調べ

以前に比べてバイクをいじって楽しむという人口も結婚や子供ができたなどの理由で減少の一途をたどっている。
(家族のことを考えてバイクを降りるという人はかなり多い)

参考:バイクにまつわる泣けた話


クルマ用品を買うのにオートバックスやイエローハットがあるように、バイク用品を買うには2りんかんNAP'Sといった店がロードサイドに多く存在するので、光輪がなくなることで困ることはそれほどないが、どれも同じような商品ラインナップばかりであまり面白味がない。

特にライダージャケットの類は光輪でけっこう種類が豊富で選びやすかったこともあり、何らかの形で継続できることを期待したいのだが、なんとかならんかね?
 
 

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