市民(Civic)に支持されないシビック?

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 ▲確かに、このスタイルではねぇ…

新型シビック/シビック ハイブリッド 受注状況について

ホンダの世界戦略車(であったはずの)新型シビックの発売から1ヶ月の受注状況が発表された。

 「シビック」約2,000台、「シビック ハイブリッド」約700台
 (月間販売計画:シビック2,000台 シビック ハイブリッド500台 合計2,500台)

とのことだ。この発表に対して、日経様の評価は厳しめだ。

クルマのカタチには流行があって、バブルの頃に全盛を極めたセダンは今や風前の灯火であり、その分ミニバンが猛威を振るっている。
これは町を走ってるクルマを眺めていればよくわかることだろう。

そんなセダン市場の中で、昔はトヨタのカローラ、日産のサニー、ホンダのシビックと三つ巴で戦いを繰り広げていたが、今売れ続けているのはカローラだけという惨憺たる状況において、ホンダが世界戦略車としてリリースしたのが今回の新型シビックだ。

従来までは、シビックといえばハッチバック&セダンという2つのボディを用意しており、どちらかと言えばハッチバックの支持層が多かったにも関わらず、今回の新型からセダンのみの販売となってしまった。(ヨーロッパにはハッチバックを展開するにも関わらず、だ。)
元々市場が冷え込んでいるところに加え、コンパクトカーだったはずがいつの間にやら巨大化してしまい、イマイチ評価に迷うようなスタイルに魅力を感じる人はそれほど多くなかったようで、結果として人気のバローメターとなる発売後1ヶ月の受注状況を見ると、月間販売目標である2000台ギリギリの数字だった。

メーカーが発表する月間販売目標という数字は、低めに設定されることが多く、例えば最近の話であれば話題のレクサスの受注が月間販売目標の4倍という、いかにも好調だという印象を与える材料に使われている。
もちろん、社内には隠れ目標とでも言うべき設定があって、発表している実数の2~3倍程度に設定されているとの噂がある。
つまり、2~3倍程度は当然売れるものと見込んでいるってことやね。

で、その結果としてシビックは目標とほぼイコール、つまり日経の記事にもあるとおり、出足が鈍く苦戦している、という表現は間違いではないだろう。

一時期のホンダは嫌いだったが、実は新型オデッセイステップワゴンの登場でちょっと見直している。
ギミックに凝る事をやめて、クルマとして基本の部分(走る、曲がる、止まる、きちんと座る)を疎かにしない姿勢、そして(失敗も多いが)新しい提案をいろいろと打ってくる。


なかにはスマートキーのトラブルで車内に閉じ込められたり、合併先を探さないと生き残れないとか言われたりと、なかなか話題に事欠かないが、トヨタがGMを抜いて世界一になることが現実的になってきた今こそ、その対抗馬としてトヨタが考え付かないようなクルマ作りで世界をあっと言わせて欲しい。

そのためにも、マーケティング主導でも構わないのでもっとぶっ飛んだクルマ作りを。
日産でさえ、サニーをティーダラティオに生まれ変わらせたのだから、シビックもその名を捨てるぐらいの覚悟で臨んで欲しい。
などと柄にも無くエールを送ってみる。
ってことで、ホンダの中の人はもっとがんがれ。超がんがれ。

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