あえて今、こういう記事を出すことに何の意味があるんだろうか?
セカンドライフに関する否定的な見解はそこかしこで見かけるのに、その将来性を説得力持って伝えることができる人にはとんとお目に掛からない。CEO辞めちゃったしねぇ…
何よりおいらの一番のベンチマークとして絶大なる信頼を寄せる、ネット風見鶏こと神田敏晶師匠が黙ったw
あれほどセカンドライフを持ち上げておきながら、昨今のドン引き具合ときたら呆れるというより可笑しくてしょうがない。
これだけでセカンドライフに対して旨みがないことを証明しているようなもんだ。
コミュニケーション手段が時代に伴いリッチになっていく方向性に間違いはないし、仮想空間によるコミュニケーションを当然とする世代も後に出てくるであろう事は疑う余地もない。
しかしセカンドライフがその舞台であることはありえないよなぁwww
っていうか、この記事が伝えたいことっていうのは、数十万円でできる新しそうな宣伝媒体がありますよ、っていうことだけだろう。
新たなクライアントを引っ掛けるための記事稿だと思えば合点がいくってもんだが、企業はともかく自治体に無駄金使わせるのはできれば遠慮して欲しいもんだ。
第一次Webブームでとりあえず開設された自治体のページは、とても見られたものではなかった。
その後、アクセシビリティという視点が注目されて、やっと意味を成すページが出来上がることで実用に絶えうる情報提供がはじまった。
しかし、それまでに費やした費用はバカにならないものがあった。
現在のセカンドライフの状況は、それと同じ過程を辿っているとしか思えん。
しかしまぁ、利用者そっちのけで展開されるこの種の提灯記事はセカンドライフに対する皮肉を込めたのかもしれん。
セカンドライフのことを心配するのであれば、そっとしておいてあげるのが一番だとは思うんだが。
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