がっかりフォレスター

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国道1号を走ってたら、たまたまスバルのディーラーが目に入ったので、先日発表された新型フォレスターがどんなふうになったのか見てみることにした。

今回の3代目フォレスターは、初代、二代目のSUVとワゴンのクロスオーバーというジャンルの先駆けというポジションを放棄して、単なるSUVになっていた。
一番近いのは三菱のアウトランダー。その他は日産のXトレイル&デュアリス、トヨタのRAV4あたりか。
北米での売り上げがメインだからという事情はわからないでもないが、これだったら新規車種をこしらえた方がその分イメージも良かったんじゃないのか?
とにかく、これをフォレスターと呼ぶのはちょっと抵抗感を感じつつ各部チェックをすることに。

おいらが新車をチェックするときは、

 (1)適正なシートポジション
 (2)室内および先端の見切り
 (3)適正な運転席シートポジションの状態での後部座席の居住性
 (4)ラゲッジスペースとシートアレンジ
 (5)エンジンルームとサスペンションの造り
 (6)試乗
 
こんな感じで順番にチェックしていくのだが、後席のシートを見て驚いた。
一応5人乗りということで、後部座席は3人がけになるのだが、その真ん中のシートに仕掛けがあって、座面をクルっとひっくり返すとミニテーブルとドリンクホルダーが出現するという仕組みだ。
また背もたれの部分も下がってアームレストとして機能する。
これらの機能は4人乗車の際は快適に使うことができるだろう。

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関心してそれらのカラクリを元に戻し、後席中央に腰を下ろす。

・・・お尻が痛い。



ミニテーブルとして反転する部位は、硬質プレスチックにちょっとクッション材を加えた程度の造りになっていた。
例えるなら、板の上に薄いマットを敷いて腰掛けたような感触だ。
こんな座面に人を座らせるのか??

スバルの営業マンを捕まえて話を聞いたのだが、フォレスターはやはり5人乗りらしい。
しかも、このミニテーブルのギミックは全車標準装備だというのだ。

スバルの開発者は頭おかしいんじゃねーの??

とてもじゃないが5人乗車で30分も走ったら後席中央のヤツからクレームが出るのは必至だ。
これじゃ拷問だよ。

コンパクトカーで5名定員、実質4名乗車というクルマはいっぱいある。
しかし、フォレスターはサイズもミドルクラスにアップしたし、何よりスバルの中では唯一のSUVのキャラクターを与えられたクルマだ。
サイズの制約があってこうなったわけじゃない。
変なギミックを加えたから、まともに座ることができないシートになっているのだ。
きちんと座るという基本的なところが破綻しているのは、一体どういうことなのか。

シートにギミックを加えているマツダのプレマシーだって、座面はこんなに硬くはない。
どんなに凝っていようが、最低限きちんと座れるシートに仕立ててくるのが当たり前だ。
フォレスターは、この最低限の当たり前さえできていない。

すでにフォレスターを購入した連中は、5名乗車は最初から諦めてるとか、そもそもそんなに人を乗せないからいいとか言ってたりするが、そういう問題なんだろうか?

ぶっちゃけトークでディーラーの営業マンに「これってちゃんと座れると思います?」と聞いてみたが、「確かに硬いので長時間は座れないですね。でも、それほど大きな問題じゃないでしょ?」的な回答が帰ってきた時点で試乗も何もする気がなくなってディーラーを後にした。

このサイズのSUVだったら、アウトランダーはきちんと座れるし、コストパフォーマンスもいい。
ブランド力が良ければデュアリスやRAV4を選べばいい。
スバルだから、という以外でフォレスターを選ぶ理由が見出せない。

今年最初にして、おそらく今年最大のがっかりクルマとして、フォレスターはおいらの中で輝き続けることになるだろう。

っていうか、スバルはいったいどうしちまったんだ・・・?
 
 

この記事へのコメント

  • R1&2みたいに、チャレンジするにしても外しちゃいけない最低要件みたいなものを無視するような車出しちゃうからなあ。
    結局売れなくて会社傾いちゃうし。

    でもスバヲタは喜んで買い換えてるらしい。
    奴らはスバルだったらなんでもいいらしいなwww
    2008年01月15日 10:47
  • なおなお

    インプレッサもイマイチだしね。
    トヨタの下請けになっちゃうのかな~(タメイキ)
    2008年01月15日 21:27

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