先週末の話なのだが。
我らがプジョーさんの、正確には世話になってるプジョーのディーラーよりDMが届いた。
なんでも、コストコという会員制販売店にてプジョー&プジョーサイクルの展示をやるので来てね、みたいな内容。
ちょうどMTBを買おうかと考えていたことと、コストコってどんなところか興味があったので、買い物ついでに言ってみることにした。
コストコについては別途語ることにするが、要は年間有料会員になることで、お買い物ができる巨大ホールストアだ。
場所は川崎の工業地帯のど真ん中に存在しており、先日ノリックが事故で亡くなったところにほど近い。
一見しただけではここが店であるということがわからないような造りになっている。
プジョーから届いたDMを受付に出すと、一日体験パスみたいなものが発行される。
それを持って中に入ると、一番目立つところに確かに展示がしてあった。
206ccと1007。
え、この2台??
1007はいいとしても、型落ちの206ccを展示する意味がよくわからん。
しかも、コストコという価格を売りにした店舗において、さして値引きをするわけでもない展示というのは、何を目的としてのプロモーションかよくわからんのよ、正直言って。
スタッフは常時2名張り付いていたようだが、積極的に声をかけてくるでもなく、バックの液晶テレビ売り場ではプジョーのコマーシャルが流れてはいるものの、ただそれだけという感じ。
プジョーサイクルも、ロード、MTB、折りたたみ、子供用とほぼ1台ずつの展示であり、特にお買い得品があるわけでもなかった。
あわよくば買って帰ろうかと思っていた目論見は見事に外れた。
他のコストコの客層がどういったものかは知らないが、少なくとも川崎の店舗においては、客層はあまり上質な感じがしなかった。
そりゃそうだ。なんでもまとめ買いしにくるようなファミリー層が中心なのだから。
しかも、川崎というエリアが持つ独特の下世話な感じ。
こりゃもう、何かのギャグにしか見えなかった。
まれに見かけるアメリカ人ファミリーも、プジョーの客層とそれほどマッチしているとは思えない。
こうした客層とさしてコストパフォーマンスに優れたわけでもないプジョー車とでは、わざわざ出店のコストを掛けてプロモーションを行う意味が感じられない。
それだったら、同じ川崎でもラゾーナなどのショッピングモールで展示した方がよほど効果があったはずだ。
今回の出店はプジョー東京主催のようだが、マーケティングするならもう少し効率的にやろうよ、ホント。
プジョーサイクルだけでもフルラインナップ展示しててくれた方がどれほど良かったことか。
ということで、コストコを体験したということ以外にメリットを感じられないキャンペーンだった。
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