欧州COTYの評価軸



フィアット 500 が欧州のカーオブザイヤー受賞
1位:フィアット 500 385票
2位:マツダ2(日本名デミオ) 325票
3位:フォード・モンデオ 202票
4位:キア・シード 166票
5位:日産キャシュカイ(日本名デュアリス) 147票
6位:メルセデスベンツCクラス 128票
7位:プジョー308 97票


欧州での今年一番の話題はフィアット500か。
パイクカーにあえてカーオブザイヤーを与えるというのは、向こうもそれなりに行き詰まり感のようなものを感じているのかもしれんですな。
二位以下が実質的なクルマとしての評価として参考になるのではないかと。

欧州決め打ちで開発されたマツダ2の高評価はある程度予測がついたものの、その次にモンデオが来るというのはちょっと驚いた。
日本では欧州フォードの車種取り扱い終息に伴い実車にお目にかかることができないので、どれぐらい素晴らしいのか見てみたかったが…
コストパフォーマンスとクロスオーバーSUVのキャシュカイは順当なところか。
意外なのがCクラス。クルマとしての出来は決して悪くはないし総合力が高いにも関わらずこの順位ということは、欧州カーオブザイヤーの評価軸が、より新規なもの、より革新的なもの、という視点に基づいて成されているようだ。
また、プジョー308の評価が思いのほか低かったことも、“熟成”というキーワードに評価側が反応しなかったことの現れでもあろう。
変化球を持たないプジョーやシトロエンは、今後ちょっと厳しくなるんじゃないかと思ってみたりして。

もちろんカーオブザイヤーが車種開発の方向性に大きな影響を与えるとは考えにくいが、クルマとして熟成させる方向性が評価されないようになると、世界の乗用車のベンチマークであり続けた欧州マーケットの存在意義そのものが問われるようになってしまうかもしれない。
欧州の高レベルな熟成されたクルマという目標があってこそ、トヨタなど日本メーカーなどのフォロアーが質を上げる努力をすることができる。
 
さて、世界のトレンドはどこに向かうんだろうね?
 

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