路地裏のデジタルラジオ(1)

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ネット全盛の世の中で、究極の広告収入モデルと言われた昭和の遺物、テレビとラジオはどうやって食っていくか必死になっているのは皆さんご存知の通り。
その中で、ラジオが取り組む新しい試みについて、昨日ちょっとおもしろい実験があったので試してみた。

KDDI と TFM、デジタルラジオで「放送波ダウンロード」の一般視聴者向け実験

ということで、auの一部機種にはデジタルラジオチューナーが搭載されており、ワンセグと同じようにデジタルで番組&データを受信するという仕組みが搭載されている。
今回はこれらの仕組みを使って、放送と連動してコンテンツを配信するという実験。
KDDIの回線を使ったパケット通信ではなく、電波(3セグメント)を使ってデータを送るというのが今回の実験の目玉。

で、試してみた。

まずはデジタルラジオを安定して受信できる場所を確保しなければならない。
そもそも、デジタルラジオはワンセグと同じ仕組みで配信されているので、受信条件にそれほど大きな差があるわけではないのだが、ワンセグに比べてかなり受信感度が悪い。

× 会社の中
× 会社の窓際
× 会社の前の道
× 地下鉄の出入口
△ 専大前交差点
△ 近所の公園
△ 神保町交差点

ビルの中はさて置いて、神保町の交差点でもきちんと受信できないというのはどういうことか。
実験に参加する以前に、番組を受信できる場所を探し回らなければならないこの矛盾。
消費者心理からすば、遮蔽物の無い開けた場所であればこうした電波は特に意識もせずに受信できるのが当たり前で、事実ワンセグもGPSもケータイの電波も、この界隈で受信が出来ない場所はほとんどない。
デジタルラジオなんてものはテレビに比べて情報量も少ないであろう筈なのに、一体これはどういうことなのか。

しかも、デジタルであるが故に受信できないと無音になってしまうため、アナログラジオのようにちょっとラジオの角度を買えることでノイズの向こうからかろうじて放送を聴くということができない。
この辺も融通が利かないため、積極的に利用しようという気になれない。

そんなわけで、最新のケータイで最新の技術であるデジタルラジオを試聴するため、神保町界隈をウロウロするという前時代的な行動を取っている俺ガイル。

(つづく)
 
 


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