中古車専門店に行ってみた(1)

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プジョーさんからの乗り換えを決意し、乗り換え候補の車種を以下に絞り込んで、実際に物件を見て回ろう、ということになりました。

候補に関しては

 ①マツダ プレマシー
 ②スバル クロスオーバー7
 ③シトロエン グランドC4ピカソ(2014-)

の3車種に絞りました。
その経緯はまた別のエントリーで。

新車であればディーラーへ…となるのですが、昨今の自動車を取り巻く環境が「電動化」「自動化」へと舵を切り始め、新型車の機能は半年単位で刷新される情勢です。

今500万円で最新装備の新車を買っても、半年後にはその装備が陳腐化するなんてことがあったりしては、精神衛生上よろしくありません。

そして何より、電動化も自動化も過渡期の技術とあって、最新のADASを謳った車種であってもこちらの期待するほどの便利さを提供してくれるわけでもありません。

そんなこともあり、今回のクルマえらびは最低限の便利機能が整ってきた世代の中古車で…というコンセプトとしました。

中古車を買うのは、かつて超クセのあるマイクロコンパクトカー「スマートfor two」でも経験しており、専門性のある店で選ぶことの大切さを学んでおります。

その観点から「ディーラー認定中古」「欧州車の販売実績の多い店」に絞って候補を探すことにしました。

とはいえ中古車との出会いは時の運。

①のプレマシーに関してはパドルシフト装着の特別仕様を探していたためとにかくタマが出てこない。
②のクロスオーバー7についてはもともとの販売台数が少ない上に手放す人も少ないようで、全国探しても数えるほどしかありません。

必然的に…というか半ば気持ちは固まってたのですが、③のグランドC4ピカソ(2代目)を中心に探すことになりました。

グランドC4ピカソ(2代目)は2014年から国内で販売が開始され、現在までに数千台(おそらく4000台程度)が市場に出回っています。

2020年にベルランゴが発売されたことでピカソから乗り換えるオーナーもそれなりにいるようで、中古車のタマはポツポツとですが定期的に出てくるようになりました。

その中から程度の良い一台を探すことになるわけですが…

ディーラーの認定中古車は安心できる品質ではありますが全般的に価格が高めです。

一方、中古車専門店はそれこそオークションで仕入れたものを見た目だけ整えて売るだけの店から、その車種のクセを把握して適切なメンテナンスを施して販売する店までピンキリです。

そのため物件選びとお店選びはどちらも重要なポイントであったりします。

特に今回はシトロエンというプジョーと同じグループでありながら異様に故障報告が多いブランドを選ぼうとしているわけですから、きちんとした見極めをしなければいけません。

そのためには少しでも多くの店、多くの物件を見て回り、その中から最適な一台を選ぶ必要があります。

乗り換えの検討を始めたのが10月下旬。
3ヶ月ぐらいで結論が出せれば御の字です。


そんなわけで、ネットでピカソの物件をチェックする日々が続きましたが、当方が立体駐車場に入ることの次に重視していた映えるボディカラーの物件がなかなか出てきません。

たまたま目に留まった一台が、たまたま近所の店の扱いであることがわかりました。

午前中に娘さんと公園で遊んだ後、たまたま帰り道だったこともあり、その店に寄ってみることにしました。

店にとっては迷惑かもしれませんが、こちらのスタンスとしてはまず検討の初期段階として、中古車の品質と店の信頼度がどの程度なのか、情報収集のつもりの訪問でした。

もちろんすぐに買うつもりなど毛頭ありません。

ところが話はここから冗談のような展開を見せることになるとは思いもしませんでした…


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