更新の途絶えたBLOGに変化があるのは、大きな出来事があった時…というわけでもないのですが、結論から書くとプジョーさんを乗り換えることにしました。
理由はいくつかあるのですが、環境に大きな変化があった、というところです。
■なぜ乗り換えるのか?
307swに出会ってから17年経過して経年劣化が進んできたのは事実です。
先日も天井部の内装が剥がれてベローンと下がってきてしまったところをタッカーで仮止めしていたところです。
しかし機関は絶好調であり、今後10年乗り続けるつもりで整備をしてきました。
現に今年の6月には8回目の車検を終えたばかりです。
一方で娘さんが5歳になり、お友達の家族を乗せて一緒にお出掛けをするには窮屈であるという理由と、高齢の実家の両親の対応を考えると、大人がある程度ゆったり乗れる広さがあった方がいいな、という考えが日増しに強くなってきたというのが大きなところです。
■何に乗り換えるのか?
もちろんこのような環境の変化がいつか訪れることはわかっていましたので乗り換え候補の検討など情報収集は進めていました。
必要とする条件と優先順位を決め、それに叶う候補となるクルマを国内外問わず広くチェックしてきました。
細かい検討事項については後日別途エントリーで説明しますが、絶対に譲れない条件として以下の4点がありました。
①マンションの機械式駐車場に入るサイズであること
②3列7人がちゃんと乗れること
③走行性能と居住性を高い次元で確立していること
④所有していて楽しくなるボディカラーであること
①マンションの機械式駐車場に入るサイズであること
現住のマンションは機械式立体駐車場になっており、そのパレットサイズが
全長 4,900mm x 全幅 1,800mm x 全高 1,750mm
というサイズの制限があります。
高さにはある程度余裕があるものの、全幅1800mm制限というのは昨今の全幅拡大傾向にあって非常に大きな障害要因となっています。
過去にエントリーでも書きましたが、フォードKUGAを契約寸前まで行きながら駐車場に入らず断念した、という話もありました。
輸入車はおろか国産車でさえCセグメントで全幅1800mmを超える車種が増えている中、買い替え検討をすすめる中でここが最も難易度の高いポイントとなります。
近所にサイズ制限のない月極駐車場は存在するのですが、単純な固定費となる駐車場の月額コストはできるだけ抑えたいですし、マンションの理事をやっている関係で最近空きの目立つ駐車場の収入が減少することはできるだけ避けたい。
何よりエレベーター降りてすぐクルマに乗れる利便性は捨てがたいものがありますので、外に借りる可能性はゼロではないものの極めて低い、という感じです。
②3列7人がちゃんと乗れること
買い替え検討の最大の理由でもあるためここは外せません。
単にこの要素を満たすだけなら選択肢は多様なのですが、立体駐車場に入るサイズとなると途端に候補が激減します。
そしてもう一つ、次の条件を加えると…
③走行性能と居住性を高い次元で確立していること
バカでかいクルマは嫌いです。
ファミリーニーズに合致するCセグメントこそ、日本という国で家族が移動の自由を最大限に行使するに適したサイズであると断言します。
昨今の売れ筋はハイトワゴンであるわけですが、物理の法則には逆らえない以上背が高くなればその分走行性能は悪化します。
いくら足回りの設計に工夫を凝らしても、この点ばかりは仕方がありません。
一方で7人が快適に乗れる居住性を求めるとすると、ある程度の広さは確保しなければなりません。
走行性能と居住性。
その相反する要素をどうパッケージングとしてまとめるか。
ここにメーカーの思想や開発力の優劣がハッキリと出てきます。
④所有していて楽しくなるボディカラーであること
307swを選んだかなり大きな要因として、エーゲブルーという美しいボディカラーであったという点があります。
日本におけるボディカラーのトレンドはホワイト、ブラック、シルバーで全体の70%を占めており、街中を走るクルマの色に彩りという要素は感じられません。
不景気にはホワイトが売れるとは言いますが、この30年間停滞している日本でホワイトが支持されるのも無理からぬ事なのかもしれません。
とはいいつつクルマはオーナーの精神性を体現し、移動の自由を楽しむものです。
個性を主張する意味でもボディカラーにはこだわりたい。
そうでなければ、エーゲブルーの307swから乗り換える理由になりません。
そんなわけで4つの条件をすべて満たすとなると、実は非常に難易度が高いことが容易に想像できます。
■いつ乗り換えるのか?
何年も前から情報収集は進めてきましたが、具体的に検討を開始したのは10月下旬のことでした。
前述したように6月に車検を通したばかりなので猶予は一年近くありますが、来春には娘さんが小学生になります。
こうしたことから来年3月ぐらいまでに決めればいいかな、ぐらいの気持ちでスタートしました。
ここから話は思いもよらぬ方向に進むことになりました。
具体的な話はこのあと少しずつまとめていきます。
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