子育てに勝る用事なし。
週末を娘さんと過ごして、月曜日は余りまくってる有休を活用して久しぶりに自分だけの時間を確保して行ってきました六本木。
そんなわけで、久しぶりに六本木ヒルズでプジョーさんのイベントが開催されています。
どれぐらい久しぶりなのかというと、2012年11月に初代208のプロモーションで開催された『BODY DRIVE EXPERIENCE 208』以来でしょうか。
■独自イベントの歴史
プジョーさんといえばお近くの東京ミッドタウンも含めた六本木エリアを好んで独自イベントを開催してきました。
時に新型車のプロモーションであったり、時にブランド訴求が目的だったり。期間も規模も様々でした。
ってことで過去の事例としてはこんなところです。
2010年6月18日から3日間
『THE PEUGEOT UNIVERSE at Tokyo Midtown』
『THE PEUGEOT UNIVERSE at Tokyo Midtown』
2012年11月23日から2日間
『BODY DRIVE EXPERIENCE 208』
『BODY DRIVE EXPERIENCE 208』
2017年4月25日から13日間
『NEW SUV PEUGEOT 3008 Amplified Experience in TOKYO MIDTOWN』
『NEW SUV PEUGEOT 3008 Amplified Experience in TOKYO MIDTOWN』
2019年10月19日から8日間
『PEUGEOT SHOW 2019 -UNBORING THE FUTURE-』
『PEUGEOT SHOW 2019 -UNBORING THE FUTURE-』
2010年の『THE PEUGEOT UNIVERSE at Tokyo Midtown』は、新型RCZのお披露目などがありましたが、本国からピュアEVコンセプトモデルの『BB1』を持ち込んだりして創業200周年を迎えるプジョーがどこへ向かおうとしているのかという、ブランド全体の認知度向上を図ったイベントでした。
2012年の『BODY DRIVE EXPERIENCE 208』は、純粋に初代208のプロモーションイベントとして六本木ヒルズで規模は小さいもののパフォーマンスによって注目を集めました。
場所は今回と同じ大屋根プラザ。
LEDを身にまとったダンサーによるパフォーマンスのため、夕方から夜に開催されたのも珍しかったですね。
2017年の新型3008のプロモーションイベントは開催期間が13日と週末には試乗会も併催するなど非常に気合いの入ったものでした。
残念なことにその時点で大量の受注残を抱えており、イベントで注目してもらっても納車できるのは半年近く先という、人気ゆえの機会損失を生んでしまったある意味異質なイベントでありました。
あれから2年。
『PEUGEOT SHOW 2019 -UNBORING THE FUTURE-』と銘打たれた今回は、新型となる2代目208とRIFTERのお披露目はありますが、全体的なトーンとしては2010年同様プジョーブランド全体をアピールするイベントとになっています。
既報の通り東京モーターショーへの出展を取り止めたことで確保した予算をここにブチ込んできた、という感じですね。
スタッフさんとの会話の中で、
「2017年のTMSではプジョーブースの目の前がメルセデスでその差を見せつけられた感じでしたが、プジョーとしてもようやくこうしたイベントを独自に開催することが出来るぐらいになりました。」
というコメントがありました。
プジョーが東京モーターショーを頼らずとも自力でイベントを実施し消費者に対するアピールができるブランドに成長したんだな、と感慨深くなってしまいました。
──来場された方はどんな感じですか?
「大半がプジョーオーナーの方ですね。応援も兼ねて見に来て下さってる感じです。」
いやいや、はははw
まぁ開始から3日でしたし、天気があまり芳しくない週末に熱心に来場される方の属性なんて、そんなところですよねw
とはいえ六本木ヒルズという土地柄、様々な人の往来があるわけでして、うぉちしていると多くの人が新世代のライオン像に目を留め2台の208を興味深く眺めておりました。
カフェではプジョーのカングーことRIFTERを興味深くあちこちチェックしているお客さんの熱気がすごかったです。
久しぶりのプジョーブランドでの独自イベントですから、そりゃ楽しみにしている人(主にオーナー)も多かったでしょうw
なお、イベントに先立って行われたプレス向け発表会の模様は、プジョーのイベント(PEUGEOT LION MEETINGなど)となると異様な熱量でレポートを書かれるCarWatchの村上俊一さんの記事がよくまとまってますのでご参照ください。
■会場は3つ
メインステージである大屋根プラザ 、『RIFTER』の展示やオリジナルグッズを販売しているヒルズカフェ/スペース、少し離れた体験試乗スペースの3ヶ所となっています。
大屋根プラザは展望台エレベーター近くにありますので、塩田千春展やバスキア展の待ち時間を利用して覗きに行ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
休日合間とはいえ平日の待ち時間こんな感じですので。
ついでにこんな情報もどうぞ。
kaisendon / 海鮮丼太郎sw
RT @c50cub96: ヒルズ森美術館とかシティビュー、当日券70分待ちなのに、アソビューってサイトで前売り買ったら並ばなくていいのかー。 at 10/23 10:24
順路としては、試乗したければ先に予約をして、それからメインステージである大屋根プラザで新型208や既存車種である308&508を見てアンケートに答えてからヒルズカフェ/スペースへ行ってくつろぐというのがオススメです。
■メインステージの見どころ
プジョーさんとして一番アピールしたいであろう、2代目の新型208が日本初お披露目となりました。
概況などは各種メディアで記事化されてますので、ここでは実際に見に行った時に注目すべきポイントを挙げておきます。
新型208の最大の特徴かつアピールポイントは、
「パワートレインの選択肢の一つとしてのピュアEV」
というスタンスです。
「e-208」はバッテリーだけを搭載した純粋なEV車ですが、それ以外は横に並んでいる「208 GT Line」とほぼ変わりません。
ガソリン仕様があり、(国内未投入ですが)ディーゼル仕様があり、そしてEV仕様がある。
グレード展開はどちらも「Allure」「GT Line」「GT」の3グレードを用意する。
後はお客様の用途に応じて好きなパワートレインを選んでください、というスタンスであるわけです。
三菱『i-MiEV』と日産『LEAF』の第一世代から始まったピュアEVの市場は、10年を経てVWの『ID.3』やホンダの『HONDA e』といった第2世代の登場によって新たなステージを迎えます。
その中でプジョーがBセグメントに投入するピュアEVは、専用車種ではなく通常ラインナップの選択肢の一つとしてのEV、というスタンスであるわけです。
だからこそ装備や内装などの部分で特別な違いはほとんどありません。
もちろん3D iCockpitなど新型208そのものが大幅な進化を遂げていますので上質という意味では十分特別感があるわけですが、それは新型208の特徴であって、ピュアEVだからではないわけです。
その証拠に「e-208」はAllureという一番下のグレードが展示されており、ガソリン仕様の「208 GT Line」は上位グレードが展示されていたりします。
その観点から両車を見比べてみると、非常におもしろい発見がいろいろありますよ。
■アンケートに答えてプジョーのラテを飲もう
今回のイベントではメイン会場でアンケートに答えるとヒルズカフェ/スペースで使える700円分のクーポン券がゲットできます。
メニューはこんな感じですが、イチオシはやはりプジョーラテであります。
最近は型を載せてチョイチョイってやれば簡単にラテアートが描けるようになりましたが、それでもけっこう細かく表現されたプジョーロゴのラテアートはけっこうオーナー心をくすぐります。
kaisendon / 海鮮丼太郎sw
いえーい。
俺らしくない感じ最高。 #PeugeotShow2019 https://t.co/VpQxk3uPMC https://t.co/6brO8WyAJI at 10/21 14:23
ラテを嗜みながら展示されているRIFTERに群がる 注目するお客さんの様子を眺めるもよし、プジョーグッズを選ぶも良し。
寒くなってきましたので身体を温めながらくつろいでください。
ただし、席はあまり潤沢にはありませんので、混雑してくると座れない可能性もありますので今週末などは要注意です。
夜20時までの営業となりますので、会社帰りにタダラテ目当てに行ってみるのはいかがでしょうか?
■プジョーグッズを選ぼう!
この手のイベントに欠かせないのがオリジナルグッズの存在です。
プジョーさんのグッズといえば公式オンラインストアでも販売されていますが、物欲を刺激するグッズの種類がいかんせん少ない。
そんな中でステイショナリーやトートバッグといったちょっと欲しいな、と思わせるものをセレクトして持ってきてくれたのは歓迎です。
なんでももっといろいろ種類を揃える予定だったのが、配送の都合でまだ全部揃ってないそうです。
タオルやトートバッグ、ボールペンなどのステイショナリーに交じって、新型208にちなんだグリーンをアクセントにした会場限定グッズがありました。
kaisendon / 海鮮丼太郎sw
これが限定だって。新型208はこのグリーンがイメージカラーみたいね。後日新型208のミニカーも追加されるかも、だそうです。 #PeugeotShow2019 https://t.co/1vvGxrvwjv at 10/21 14:34
カンバッジ 500円(税込)
ボールペン 700円(税込)
トートバッグ 800円(税込)
マイクロファイバークロス 1000円(税込)
こういうのですよ、欲しかったのは。
そしてちょうど当方が訪れた3日目から販売開始されたのがこちらのウッド調の卓上クロックです。
パッと見ると単なる木細工なんですが、電源入れると時計、日付、気温を表示してくれてかなりカワイイ仕上がりになっています。
USB給電なのでどこにでも置けます。
kaisendon / 海鮮丼太郎sw
一番可かわいいのがコレ。
30個もないらしいので欲しければお早めにどうぞ。3000円。 #PeugeotShow2019 https://t.co/eIGBxdUB5K at 10/21 14:35
お値段3000円(税込)。
全部で30個も無いそうですので欲しい方は早めにどうぞ。
あと、会期中に間に合えば新型208のミニカーも販売する予定だそうです。
これはなかなかレアかと思いますので、欲しい方はマメにチェックしてみるといいことあるかも。
…それにしても、開催初日の19日は雨。20日は曇天。21日も夕方から雨と、せっかくのイベントにも関わらずお天気にあまり恵まれてないのが残念ではあります。
せっかくプジョーさんが独自イベントにチャレンジをしていますので、プジョーオーナーもそうでない方も、応援の意味で六本木ヒルズに足を向けてみてはいかがでしょうか?
今週は木曜日から東京モーターショーがスタートしますので、せめていい天気になってくれることを期待したいですね。
この記事へのコメント
萩 鈍太郎
アンケート答えたら、ミニカーか700円分のカフェチケットの二択でしたよ。
海鮮丼太郎
ミニカーは配送の混乱で遅れてると言ってましたが、当方が行った翌日には届いてたんですね。
ミニカーかカフェ700円分と言われても508しか選択肢が無かったので素直にカフェを選びました。