そんなわけでまともに走らないプジョーさんのタイヤを交換しにイエローハット系列のタイヤ専門店『トレッド新横浜師岡店』に行ってきました。
前回までの顛末はこちら。
まっすぐ走らないプジョーさん
前輪だけをスタッドレスタイヤに交換したところタイヤのガタつきはなくなったため、原因は足回りではなくタイヤであることが確定していたのですが、タイヤそのものなのかホイールに問題があるのかまでは特定に至っておりません。
特にジェームスでメカニックの人に見てもらもらったところ原因を特定できないと言う想定外の結果であったため、多少深刻に考えていたのですが、お店について事情を説明し、外したタイヤを見てもらったら、スタッフさんが開口一番
「あーこれはタイヤですよ。ここなんか完全にダメですね。」
言われた部分を見てみると、変摩耗とかいうレベルじゃない感じに一部が膨張してました。
「これ、内部でもうワイヤー切れてるので見事な変形です。」
ぐだぐだ心配すること一週間。
問題解決たったの30秒。
ってことで何の懸念もなくタイヤ交換をお願いすることにしました。
タイヤ交換に要する時間は一時間とのことだったので、今日は娘さんを連れてきていたのでした。
タイヤ交換が終わったらその足で少しドライブでもしましょうか、みたいな。
で、お店の隣にガストがあったので、そこでお昼でも食べながら作業が終わるのを待とうかと思いましたが、タイヤ交換作業というなかなか見られないお仕事の様子を娘さんに見せてやろうと思って見学することにしました。
邪魔でしたね、どうもすんません。
タイヤの交換作業は男性と女性の2名のスタッフが行ってくれました。
車両をリフトアップして、あっという間に4つのタイヤが外されていきます。
空気を抜き、古タイヤを外し、新品タイヤを装着し、空気を入れ、バランス調整を行う。
1本あたり大体7分程度で新品タイヤに付け替えてバランス調整が完了するところまで済んでしまいました。
最終的にホイールを120N・mで締め付け確認してリフトを降ろし、はい作業終了。
受付から支払い手続きを完了するまで40分しかかかりませんでした。
娘さんも興味深く作業を見物しており、スタッフのお姉さんの作業姿にえらく感激していたようでありました。
「新しいタイヤはクルマの新しいお靴なんだね」
というえらく的を射た表現で新品タイヤの必要性を説いてくれました。
これ、嫁を説得するのに使えるな…
まさに英才教育。
こっちの世界へズルズルと引きずり込む第一歩となりました。
そんなわけで料金の内訳です。
単価 | 4本合計 | |
CINTURATO P6 205/55R16 91V | 8,750 | 35,000 |
交換用バルブ | 324 | 1,296 |
廃タイヤ | 324 | 1,296 |
交換工賃 | 2,430 | 9,720 |
Total | 47,312 |
トレッド新横浜師岡店のWEBページには、16インチサイズの作業工賃は1,640円と記載されていますが、輸入車は工賃上乗せということで上記の金額となりました。
工賃だけで見るとそれほど安いわけではありません。
総額は47,312円となりましたが、急ぎであったこととタイヤの発注から取り付けまで一つの店舗で対応できたこと、そして何より作業内容は丁寧だったので金額に不満はありません。
では、えらく久しぶりに新品のタイヤで走るプジョーさんの感想は…
走り始め最初の10メートルで明らかに違いがわかる。
ヤバイ。
なんか気持ちい。
なんか気持ちい。
タイヤ丸い。
なんかころがってる。
なんかころがってる。
やわらかい。
ぐるぐる回ってる。
気持ちいい。
気持ちいい。
楽しい。
なめらか。
しずか。
タイヤ丸い。
しずか。
タイヤ丸い。
楽しい…
語るべき言葉も思い浮かばない、この圧倒的なまでの語彙力の欠如。
しかしここ一年ぐらいなんとなく感じていたどこか引っかかるような走り味から、アクセルから足を離しても延々と滑らかに転がっていく感じに感動すら覚える。
コーナリングで食いつくような硬めの感じを想定していたもののそれほどでもなく、1インチ下のスタッドレスの挙動にどことなく似ているものの、全般的に快適な走り心地で改めてプジョーさんの底力を感じた次第でありました。
ちなみにタイヤは2019年8月製造でした。
出来たてのホヤホヤですね。
ってことでどこまでも走っていけそうな感じに蘇ったプジョーさん。
パパの妙なテンションは娘さんにも伝わったようで、今度遠くへお出掛けしよう、と意見の一致を見たのでありました。
さて、早くしないとまたスタッドレスの季節が来てしまう…
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