海外からパーツを取り寄せて修理した話

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久しぶりのBLOGの更新となりまして。

何をしてたかというと、子育てが楽しすぎてBLOGの更新に回す時間が惜しい、ってよくある感じになってるわけです。

人は置かれているステージ(環境)によって思考のプロセスは変化するものであって、以前のようにプジョーのディーラーへ行って試乗車をチェックしてBLOGを書くより、週末のお出掛け情報を集めるのに時間を使ったほうが有意義である、という感じになるわけです。

クルマで走ることが趣味の人をdisるつもりはないんですが、単なるクルマ自慢のオフ会とかには興味がなく、ドライブはあくまで素敵な経験をするための楽しい移動手段という位置付けになっております。

まさしくホンダ・ステップワゴンの名コピー『こどもといっしょにどこいこう。』、そして日産・セレナのこれまた名コピー『モノより思い出』を地で行っているわけです。

日和ったのではなく、当方がプジョーさんでやりたかったことを今まさに実践している、という感じなので、今が一番プジョーライフを満喫しているとも言えます。


とはいえ。

我が家のプジョーさん(307sw)を迎えてから16年。

昨年7回目の車検を迎えていろいろと今後を考えるタイミングが来ているのは事実です。

特に昨年、車検を受けた帰り道にいきなりエアバッグ警告ランプが点灯した件をどうするか?
あれこれいろいろ悩んでおりました。


307swが7回目の車検ですよ。(3)
http://kaisendon.seesaa.net/article/463601850.html


COM2000内部の接触不良ってことで原因はほぼFIXできたわけですが、とにかくハンドル回すと勝手にウィンカーが入ってしまうリコールをやらかし、交換後もあまり状況が改善しないアレなパーツでありまして、そこに今から改めて6万円も追加で出すのはなんか悔しいって思ってしまったわけですね。

4月にハブベアリングから異常が出て修理に11万ほど掛かっておりますが、そういう支出は我慢できるんです。
ただ、半不良品に6万も出すのに抵抗を感じるのは古参の307オーナーならなんとなく理解していただけるんじゃないでしょうか。

そもそも、ステアリングなんて何万回も回すんだから、その内部の配線が断線するとか品質としてどうなのよ?とも思うわけでありまして。


そんな感じでウダウダとしていたら年明けになってその警告ランプが消えるという妙なお年玉をもらいました。


プジョーさんからのお年玉、あるいは307swが7回目の車検ですよ。(4)
http://kaisendon.seesaa.net/article/463602118.html


その後2ヶ月ぐらいは問題なかったものの、春を迎えるあたりでまた点灯するようになったので、あぁこれはもう交換するしかねーな、と観念したのでありました。


たまたま乗り換えを検討していたこともありこの問題は見なかったことにして放置してたらなんとなく時間が過ぎて8月を迎えたんですが、場所が重要保安部品であるエアバッグに関わる部分ということもあり、ようやく重い腰を上げた次第であります。

とはいえ上記エントリーで書いたように、正規パーツは5.5万円。

これをバカ正直に払うのも悔しいし、せっかくだから海外からパーツを取り寄せて持ち込みで取り付けてもらおう、という方針にしてみました。

幸いなことに修理見積もりで入手すべきパーツの型番が「6242F9」であることがわかっていました。


検索結果を商品価格+日本への送料で安い順にソートすると、総額でだいたい23000円前後の商品が複数件ヒットします。

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検索結果からもわかるように、このステアリングコラムスイッチはVALEO製で307以外にも206やシトロエンの車種とも共通のパーツであることが見て取れます。

まぁこんなところは共通化してコストを下げたほうが得策ですからね。

ってことで検索結果の中から6242F9を明記している商品詳細を確認してみることにします。

詳細説明には必ず互換性(Compatibility)に関する説明があるので、ここをしっかり確認します。

車種が同じでも生産時期によって対応しているパーツが異なっていたりするので、車種情報だけでなく生産年が対応しているかどうかまでチェックが重要です。

307に関してはすべての世代で同一パーツということが判明したので、当初懸念していた右ハンドル、左ハンドルでパーツが異なるという心配は不要だったようです。

ってことでオーダーの手続きをします。

ebayにはPayPalを登録しておいたのでPayPal経由での決済としました。

支払いはオーストラリアドル(AUD)で$313.42だったんですが、諸費用が加算されて総額はebayで表示された22,415円より2,000円ほど高い24,718円になってました。

加えてFEDEXが通関手続きを代行した関係でその費用+1200円が後から請求されてしまいました。
ここはちゃんと調べれば回避できたよなぁ…

ってことで待つこと10日間。

VALEOの箱に入ったパーツを開封すると、見慣れたウィンカーレバーとワイパースイッチの付いたパーツが無事に届きました。

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そんなわけで正規のパーツとして見積もりされた5.5万円のCOM2000(ステアリングコラムスイッチ)を、個人輸入によって2.6万円と半額以下で入手することに成功しました。

では取り付けをお願いしましょう。


お盆休み前にディーラーの予約を入れようとしたら、同じような目的で客が殺到しておりしばらくお預けとなりました。

遊びにいく娘さんを乗せて朝一番でディーラーに到着、取り付け作業開始。

新車の2008を購入して納車説明を受けているご家族の娘さんを預かって、一緒に遊びながら過ごすこと1時間。


取り付け完了した我が家のプジョーさんは、めでたくエアバッグの警告ランプは消えておりました。

作業に関しては持ち込みパーツということで+40%ほど割増料金が発生しましたが、それでも7,722円だったので総額3.2万円と正規の見積もりの半額で目的を達成したことになります。

以前のバキッと音のするウィンカーから新品プラスチックのガキッと硬めのレスポンスに変わって新鮮さを取り戻した感じがします。

ステアリングを回すとカサカサと擦れる音がするのはご愛嬌ですが、そのうちグリスでも塗りましょうかね。

ってことで我が家の307swは判明しているトラブルはすべて解消され、このまま次の車検を通すこともまったく問題ない状態になりました。

これが意味することはなんでしょう…?

えぇ、当分プジョーさんとの付き合いが続きそうであります。


この記事へのコメント

  • ひで@埼玉

    いつも拝見しております、色々と情報提供ありがとうございます。
    私も307後期を今週車検中です。お互い、満喫しましょう!
    2019年09月04日 13:03
  • 海鮮丼太郎

    >ひで@埼玉さん

    コメントありがとうございます。
    えらく久しぶりの更新にもかかわらずご覧いただけて光栄です。

    307も街中で見かける機会が少なくなってきましたが、未だにこのパッケージングとボディカラーの満足度は高いので、出来る限り乗り続けたいなぁ、などと考えております。

    今後ともよろしくお願いします。
    2019年09月06日 21:41