さて、あと14時間ほどで新型iPhoneが発表されるわけですが、前回のエントリーで触れたとおりメインで使っていたiPhoneSEが完全にお亡くなりになりました。
そこでいよいよ買い替えの必要が出てきたのですが、何を選ぶべきか長い葛藤がありました。
新型が発表される前のこのタイミングで、その辺りを振り返っておこうと思います。
■Androidはクズである
仕事柄いろんな端末を触ってきましたが、やはりメインで使うのはiPhoneである、という考えは未だに代わりません。
仕事柄いろんな端末を触ってきましたが、やはりメインで使うのはiPhoneである、という考えは未だに代わりません。
ベンチマークとか最新技術をいち早く投入するという革新性においてはAndroid機の方が勝っているのは事実ですが、根本的な操作性(タッチにおける反応の正確さとか指の動きの追従性)という部分のチューニングについては残念ながらAndroid端末はiPhoneの足元にも及びません。
こういうこと書くと様々な異論が飛んできそうですが、UIの快適性という自己基準を長年考え続けての結論ですからほっといてください。
ただ、iPhoneの中でも素晴らしい機種とそうでない機種が存在します。
世代毎にいろいろありますが、簡単に言ってしまえば“片手で全ての操作が出来るか否か”がその基準となります。
言うまでもなく初代iPhoneからiPhoneSEまでの4インチクラスと、iPhone6から登場した4.7インチ以上のクラスによってその評価は大きく分かれます。
■片手で操作できないiPhoneはクズである
原理主義者にありがちな煽りではありますが、当方がiPhoneを使い続ける理由はこの一点にあります。
電車通勤で片手で吊革に掴まってiPhoneを操作しようとした場合、いくら補助的な機能があろうとも4.7インチ以上のiPhoneではすべての操作を片手で完結するのは困難です。
視認性や入力性を犠牲にしても4インチのサイズで全ての操作が片手で完結できることは、結果的に効率の面で最大限のメリットを発揮してくれるわけです。
大きい画面を必要とする時はむしろタブレットを活用すべきで、1台でなんでも解決しようという発想がそもそもの間違いです。
そんなわけで当方は電子コミックの閲覧などの用途としてHUAWEIのMediaPad T2 7.0 Proを併用しております。
(iPad miniでも良かったんですが安かったもんで…)
タブレットの場合は目的が閲覧メインとなるため入力の正確性はあまり問いません。
上記でdisっておりますが、こういう用途でのAndroidのコストパフォーマンスは素晴らしいと思っております。
要は適材適所、です。
話を戻しますが、片手で操作できないiPhoneに存在意義はありません。
クズ端末を高い金払って買ってる人の気が知れません。
■iPhoneSE2を発売しないAppleはクズである
歴代4インチiPhoneを2年ほど愛用してきた当方も、さすがにスペック的に厳しい状況になってきたので新機種を待望しておりました。
今年の6月頃にネットでiPhoneSEの後継となる4インチ端末であるiPhoneSE2が発売されると話題になりました。
iPhoneSEの数少ない欠点として画面が小さいという問題がありましたが、iPhoneXでホームボタンを廃して全画面液晶を実現したことでサイズ以上に広い画面を使えることができるようになり、iPhoneSE2もこのコンセプトで発売してくれれば、
小さいサイズでも大画面
というまさに理想的なiPhoneとなりえたわけです。
当然期待は高まりましたが、待てども待てども正式な発表がありません。
あれだけのリーク情報が出回ったわけですからまったくのフェイクという話ではなかったと思うのですが、とにかくiPhoneSE2とされる端末は発売されませんでした。
4インチサイズこそジョブズの遺志を受け継ぐ正当なiPhoneの系譜であったはずなのに、Appleはその遺志もアドバンテージも放棄してしまったのでしょうか?
クズ以外の何者でもありません。
■新機種予想スペックがクズである
今晩発表される新型iPhoneは3機種と予想されています。
iPhoneXs(仮称)
5.8インチOLEDを採用したiPhoneXの純粋な後継
5.8インチOLEDを採用したiPhoneXの純粋な後継
iPhoneXs Max(仮称)
6.5インチOLELを採用したiPhoneXの大型版。従来のplusに相当
6.5インチOLELを採用したiPhoneXの大型版。従来のplusに相当
iPhoneXc(仮称)
6.1インチ液晶を採用したiPhoneXの廉価版
6.1インチ液晶を採用したiPhoneXの廉価版
いずれもホームボタンを廃したiPhoneXのようなデザインではあるものの、一部Androidで採用している画面埋込み式指紋センサーは非採用との報道もあり、ハードウェアとして革新的な機能はあまりないとの話も。
(iOS12に関しては期待が大きいのですが)
(iOS12に関しては期待が大きいのですが)
その割に値段はけっこう高いらしいなんて報道もあって、これほどワクワクしない新機種予想も珍しい、という感じであります。
当方はどうしても買い替えしなければならないという理由から今夜の発表を注目しているわけですが、そうでない人が冷めた目線で見ているのはよくわかります。
■宗旨替えする俺様こそクズである
iPhoneSE2落胆の6月も過ぎ、当方のiPhoneSEも自転車に取り付けたスマホホルダーごと落下したりタクシーに轢かれたり、そしてトドメの水没という事態を迎えました。
この時点で買い替えを考えましたが、新型4インチの選択肢はもうありません。
容量が足りなくなってたこともあり同じiPhoneSEの128GBでも買おうかと考えましたが、やはりここは9月の新製品発表を待って決めようということにしました。
iPhoneSEが高い満足度をもたらしてくれましたが、スペックが前世代のため最新のiOSが提供する機能をフル活用することができません。
FaceIDやiOS12で強化されるAR関連など、体験してみたい機能がけっこうあるわけで、そのためには最新のiPhoneを選択する必要があります。
しかし最新のiPhoneは画面サイズが5.8インチ以上と、片手ですべての操作を行うことを諦めなければいけません。
とはいえこの流れが避けようもないのであれば、ここはiPhone最大のメリットを手放してでも、最新型を選ぶべきではないかと思うようになりました。
宗旨替えですね。
えぇ、俺様クズですよ。
ってことで、どう考えても10万以上の支出は避けられないにも関わらず、消極的な理由で最新型のiPhoneを選ばなければならない心境というのはなかなかツラいものがあります。
せめて、新型のiPhoneが当方の考えを良い意味で裏切ってくれることを期待しつつ死んだ目をしながら発表を待つことにします。
この記事へのコメント
UK
私も操作性(タッチにおける反応の正確さとか指の動きの追従性)を重要視して使用しています。
iPhoneSEで使われてたOSのバージョンは10ですか?11ですか?
私は6sですが11の変更された
androidと同じようなsafariの慣性スクロールになじめず、
10に戻しました。
あの感じは非常に気持ち悪くストレスがかかりました。
海鮮丼太郎
一夜明けて想定されてた悪い方の予想をさらに上回るアレな発表に手の震えが止まりません。
そんなわけでコメントありがとうございます。
SEはiOS11で利用しておりました。
Safariは元々あまり使うことがなかったのでそれほど不便を感じていませんでしたが、iOS10の方が何かと意志に対しての反応が良かったというのはありますね。
もう一度SEを買い直してiOS10で運用する…なんてのも選択肢の一つになってきました。
それにしても今回の新型はヒドい…