片道3時間半かけて辿り着いた嫁の実家で撮影した写真。
これ。
これが撮りたかったんですよ。
自宅はマンション住まいゆえに自由に使える水道がない。
コイン洗車場はまだ危ないので子連れで洗車に行けない。
洗車(=クルマに愛着を持つ)の意味を理解させるまでの長い道のり。
コイン洗車場はまだ危ないので子連れで洗車に行けない。
洗車(=クルマに愛着を持つ)の意味を理解させるまでの長い道のり。
その意味で、様々な条件が揃ってようやく撮れたこの一枚は、個人的にはとても感慨深いのです。
子供の頃からモノには心があって、大切にすれば喜んでくれるし粗雑に扱えば悲しくなる、みたいなことを信じて今まで生きてきました。
特にオモチャや趣味の類は、その愛着の深さから情念のようなものが乗り移っても不思議ではありません。
非科学的なことは信じないタイプではありますが、一方で愛着のあるものに対しては不思議とこういう感情を抱いて育ってきました。
一般的に愛着の深さはその対象をいかに丁寧に扱っているか?に表れるものです。
クルマで言えば、一番わかりやすいのが洗車してピカピカに輝いているか?みたいなところです。
もちろんメカ的なメンテナンスが行き届いていることの方がクルマの本質的には大切なことですが、メカのメンテナンスが行き届いているオーナーはボディもピカピカだったりするケースが多いわけです。
我が家のプジョーさんも15年間乗り続けてきたことでけっこうくたびれてはいるものの、出来るだけ愛着を持ってメンテナンスをしてきたつもりです。
ただし洗車に関しては下記のエントリーで触れたように、子育てが最優先事項になっていることもあって手洗い洗車をしている時間的余裕が取れないため洗車機を利用するケースが多いのが現状です。
自分で洗車する文化は廃れてしまうのか?
http://kaisendon.seesaa.net/article/457218471.html
http://kaisendon.seesaa.net/article/457218471.html
でも、洗車と車内清掃は割とマメにやってる方だという自覚はあります。
15年間プジョーさんとたくさんの思い出を作ってきて、そして現在も娘さんを乗せて週末あちこちへ出かけています。
チャイルドシートは後部座席に…という世間一般のトレンドを無視して、我が家では助手席にチャイルドシートを設置して娘さんと顔を見ながら会話してドライブに出かける。
こうした英才教育もあって、娘さんにとってドライブはとても楽しいものであり、青いプジョーさんは素敵なところへ連れてってくれる存在として愛着を持ってくれているようであります。
クルマが趣味の子を持つ親として、これがどれほど嬉しいことか。
共感いただけるのではないでしょうか?
ドライブの後に娘さんと一緒に洗車しながら楽しい思い出を語り合うなんてことをいつかやりたいと思っていました。
冒頭の写真と言葉の意味が、ご理解いただけますでしょうか?
この時は洗車のプロセスをきちんと経験したわけではなく、お花に水をあげるような感覚だったかもしれませんが、少なくとも愛着の表れであることに違いはありません。
嫁はこの辺りまったく淡白で、クルマに限らずモノに愛着を抱くということがほとんどありません。
故にドライブに連れてくと楽しいことは楽しいらしいのですが、だからといってその後洗車を一緒に手伝ったりということは過去に1度あっただけです。
半分グチではありますが、クルマを趣味に持つ者として、大事なパートナーがこういうテンションだとつまらない事この上ないわけです。
ですので今後は娘さんの英才教育をさらに進めて、一緒に洗車場デビューすることを当面の目標とすることにいたします。
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