タイミングベルト&ウォーターポンプ交換キャンペーンと雑感

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そんなわけでtwitterでは触れたんですがBLOGの方には書いておりませんでした。

タイミングベルト&ウォーターポンプ交換キャンペーンが3月末まで実施中です。

さて。

3年前にこのキャンペーンに触れたエントリーに207Style乗りさんからコメントを頂いたのですが、その内容がちょっと気になったので改めてエントリーを書くことにしました。

207でもStyle1.4ℓはタイミングベルトだと思います。
中古で買ったときにディーラーの方はタイミングベルトと言っていました。
来年の車検時に交換かな(年数的に)と思っていますが、車検が2月だから時期が微妙にずれているんですよね。

ご指摘の通り、207StyleはEPシリーズ(通称プリンスエンジン)ではなく、旧来のTUシリーズですからタイミングベルトですね。

話題にしたいのはここではなく、点検整備は車検のタイミングでやらなければいけないのか?というお話です。


よく輸入車は車検費用が高額になるから維持するのが大変、という話を耳にします。

国産車に比べてパーツ、そして作業工賃が割高であることは事実としてあります。

ただし、車検の費用が高額になるのは、必要な整備を車検のタイミングでまとめてやってしまうから、という理由が実は大きいのでは?

日本人の感覚として、整備は一年点検や車検のタイミングで…というのが一般的となっており、ディーラー側もそれに合わせる形で次の点検までに整備をしておいた方が良い部分を見積もりに載せてきます。

これまた日本人の特性として、故障してトラブルが出るよりも未然に策を講じておく方が好まれるという理由から、見積もりには本当に必要なのか?という部分の項目まで記載されていることが多々あります。

見積もりに記載された整備を実施するかどうかの判断はもちろん消費者側に委ねられていますが、よくわからないから…といって言われるがままになっていたりはしないでしょうか?

整備はあくまで整備であり、極論すれば車検のタイミングでは車検に通りさえすれば最低限の整備でもいいわけです。

つまり、全ての整備は車検のタイミングでやらなければならない理由はどこにもありません。

タイミングベルトとウォーターポンプの交換を車検のタイミングで行うのとまったく関係ない時期に行う場合とで、費用の違いは基本的にありません。

であれば、今回のタイミングベルト&ウォーターポンプ交換キャンペーンのような時期に行ってしまうのが、実は一番お得であったりもするわけです。

もちろん207Style乗りさんのように、次の車検が来年2月とか微妙な時期は考え物でもあります。

距離がある程度行っているのであれば今手を打っておくのも一つの手です。

上記ツイートで触れたように、当方がこのキャンペーンを通年適用すべきだと考えるのは、オーナーの状況によっていつでも割引が受けられる安心感を提供した方が結果的にCS(Customer Satisfaction:顧客満足度)を高めることができますし、交換することによってこれからもプジョーに安心して乗り続けてもらえることにも繋がると思います。

決算期の3月に売上げを少しでも上げるための施策であることは理解していますが、逆に通年適用することで需要が分散しピット部門の閑散期の稼働率アップも見込める気がしますけどね。


話を戻しますが、結局のところクルマの整備とコストに関して最も重要なことは、

必要な整備を必要なタイミングで行うこと。


に尽きます。

劣化していないのに交換推奨時期だから・・・という理由で交換してたらそりゃ費用も高くつきます。

劣化したら交換する、という見極めができれば車検を待たずに適宜タイミングを見て整備してもらえばいいでしょう。

ただしそれには劣化を見極める自身の見識と、トラブルが発生してしまった際の自己責任がついて回ることにもなりますが。


ってことで、今回のタイミングベルトとウォーターポンプのキャンペーンは、必要な人は車検を待たずに実施しても悪いもんじゃないよ、みたいなことを書いて締めることにしま・・・


ん?

なんだこれ??

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前回までこんな注釈無かった気がしたんだが・・・

上記のコメントをいただいた207Style乗りさんはタイミングベルトだからいいけど、大半の207シリーズ、308(1st)、3008(1st)、5008(1st)、508(1st)はすべてEPシリーズなのでベルトではなくタイミングチェーンになります。
つまり207以降のほとんどの車種でこのキャンペーンは対象外となってしまいます。

EPシリーズが登場した際に話題になったのは、タイミングチェーン化することで交換不要&ほぼメンテナンスフリーみたいな言われ方をしていました。

しかし実のところタイミングチェーンはそれはそれで問題もあり、よく言われるのがチェーンが伸びてしまうトラブルです。

調整で何とかなる場合は工賃だけで済みますが、ダメな場合テンショナーとチェーン総とっかえでやはり10万近い費用が発生してしまいます。

EPシリーズはカーボン堆積問題も含めてなかなかメンテナンスフリーとはいかないようですね。

だからこそパートナーであったBMWはこのエンジンの採用を取りやめ次期型Bシリーズへとシフトしたのでしょうが・・・


そんなわけでPSAとしてはEBシリーズでは賄えていない高出力エンジンをどうするか解決するまでEPシリーズを使い続けることになるのでしょうが、そうするとタイミングチェーンで同様のキャンペーンを行う日は来るのでしょうか?

さすがにけっこうな台数が市場に出回ってるので来年当たりに何らかの手を打ってくるような気もしますが、少々解せない対応車種の状況でありました。


  

この記事へのコメント

  • 207Style乗り

    貴重なご意見有難うございます。
    まだ5万キロ走っていないので距離的には交換時期ではないのですが(車検時には56,000~58,000の予定)
    来年の車検が9年目になるので時期的にちょうど良いのかなと思っていました。

    車検の時にシフトアクチュエータとクラッチアクチュエータも交換したいと思っているのですが、アクチュエータまで交換すると高くなりそうですね。
    30万超えるようならタイミングベルトは1年遅らせようかなとも思っています。
    またプジョーに強い整備工場(多摩地区の小屋)に頼むことも視野に入れます。
    2018年03月06日 00:46