今年の東京モーターショー(TMS2017)は全体的に評判が芳しくありません。
井元さんの指摘に限らず全般的に魅力の薄れている東京モーターショーに対するネガティブな報道が多いのは、その前に発覚した日産やスバルの無資格者検査問題などの影響もあることでしょう。
自工会の運営方針にも疑問を呈されるなどショーの意義そのものまで問われる事態となっており、入場者数も恐らく前回を下回ることになるのではないかと思われます。
そんな中、なんとか盛り上げようと道化を演じるトヨタの章男社長には頭が下がる思いです。
ホンダブースでおはしゃぎになるトヨタ社長、章男さんがステキすぎ!(´ω`) pic.twitter.com/vGXT8RFU1A
— 20代バイクメディア「mobi」 (@mobi_motorcycle) 2017年10月26日
当方は混雑を避けるためにプレビューDAYに会場入りしましたが、全般的なイメージとしてはやはり国際ショーの割に全体的にチープだなぁという印象を受けましたし、実際ブース設営にお金が掛かっていないのも事実でしょう。
この辺りどう改善していくのか?
そして次回の2019年のTMSは東京オリンピックを控えての会場問題という難関が待ち構えております。
個人的な懸念としては、会場問題を機に海外メーカーの出展がさらに減少する可能性です。
メーカーがモーターショーの出展効果に疑問を抱いてるのは既知の通りですが、そうはいっても競合との兼ね合いもあって出展を続けてきたメーカーも、物理的な展示スペースが減ることを理由に
「いやー場所が無いんじゃしょうがないですよねー」
とか言い出す可能性は大いにあり得るわけです。
自工会の手腕が問われる気がしますが、たぶん大きく方針を変えることはない(できない)んでしょうね…
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