
プラネタリウム「メガスター」、Vista標準のWPFを利用したWeb版を公開
Vista標準機能を使っているだけであって、Vista専用という意味ではない。
.NET Framework 3.0がインストールされていれば、WindowsXPでも閲覧可能だったりするわけで、MEGASTAR ONLINEから、動作環境を確認の上アクセスしてみるがよろし。
メガスターといえば、400万以上の星を投影可能な世界有数のプラネタリウム技術だったりするわけで、その技術を応用したHOMESTARが家庭用プラネタリウムの大ブームを巻き起こしたのは記憶に新しい。
しかし、メガスターのWeb版ということになると、宇宙の写真を撮って並べればいいわけだから、メガスターの技術は必要ないんじゃない?とか思ったりしてはいけない。
個人的には、PC用プラネタリウムソフトとして地味に進化を続ける『ステラナビゲーター』を売ってたこともあるから、そちらを贔屓目で見てしまうが、実際両者の違いはどうなんだろう?
ってことでまずはメガスターオンラインを試してみた。
・・・めちゃくちゃ重い。
操作できるってレベルじゃねーぞ。
さすがはVistaマシンを見据えたサービスだけのことはある。
表示するのに数分、各種アイコンをクリックして反応が戻ってくるまで数秒。
こんなもん、使い物になるか。
いくら無料とはいえ、いくらベータ版とはいえ、このレスポンスの悪さはないだろう。
一方のステラナビゲータは、天体観測のためにノートPCで持ち歩くニーズにも対応できるように、動作環境は比較的低スペックでも動くように作られている。
星の表示も、すべて演算で表示させているため、遠近操作をしても非常にレスポンス良く画面が切り替わる。
やはり、ステラナビゲータのノウハウは一日の長がありますな。
現在Ver.8が発売されているので、メガスターオンラインに絶望したら、ステラナビゲータを買ってみてほしい。
数億年後の星座とか見ると、結構笑えるよ。
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