プジョー・シトロエン・ジャポン、プジョー目黒店内に本社を移転

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どう書こうか迷ってたら発表されてましたので。
PCJ(プジョー・シトロエン・ジャポン)日本法人が恵比寿から目黒区の碑文谷に移転します。


碑文谷と聞いてピンと来た方、ご想像のとおり。
移転先の住所は

東京都目黒区碑文谷5-1-3

ですので…


ということになるわけです。

しかもディーラー機能は残したままの日本法人事務所ということになるわけですが、施設の大きさは変わりません。

ちなみにプジョー目黒店のBLOGでは改装の模様が紹介されていますね。

一応2016年4月1日現在のプジョー・シトロエン・ジャポン株式会社の従業員数は74名となっておりますが、碑文谷の施設にそれだけの人数って収容出来ましたっけ?しかもディーラー機能も維持しながら。

もちろん本社機能の移転だけですべての人員をここに集めずにオフィスを分散するやり方もありますから一概に否定的に捉える必要はないとは思います。

ただ、碑文谷は学芸大学駅からは10分ぐらい歩くので昨今の自動車に乗らないジャーナリストさん等にとってはあんまりいい印象には映らないんじゃないでしょうかw

冗談はさておき、本社と旗艦シュウルームの場所はある種のブランド商売においてとても重要であったりします。

一般的な見え方として従来のオフィスビルに独立して存在していた日本法人が現時点の旗艦店とはいえディーラーである目黒店の一部に日本法人の機能を移すというのはあまりポジティブな見え方にはなりません。

とはいえ販売も拡大基調にある中で日本市場にまだまだコミットするつもりならば、目黒をに本社機能+αで稼働し、世田谷エリアをカバーする旗艦ディーラーを別途新設するって流れに期待が集まるわけですが…

シトロエンのブランド戦略迷走などPSAの本社サイドがフラフラしている影響を受けているんだろうなぁ、と傍目で観ていて感じるところではありますが、そろそろPCJはDS、プジョー、シトロエンを日本市場においてどうしたいのか?というメッセージをもう少し明確に発信してはいかがですかね?

当BLOGでカクタスの続報を書かないのはある種の抗議の意味も兼ねています。

GWのミッドタウンのイベントでお話を聞いた際の印象では、決して日本市場に対して手を抜く気はないという熱意を感じました。

しかしその想いがオーナーも含めた広義のPCJファンの元に届かなければ意味がありません。

とりあえずファンが安心して今後の期待感を語れるように、数十名程度の小規模でもいいのでぶっちゃけた話のできるファンミーティングでも開催してはどうですかね。
(今までも何名かのオーナーの方を本社に呼んでお話を聞いたりとかしてたそうですからその拡大版と考えればよろしいかと)


相互理解はまず直接の交流から。

輸入車というブランド商売といえども、“モノの消費”から“コトの消費”へと移行する流れは避けられません。
プジョーさんがプレミアム路線のお手本とするアウディでさえ、最近は消費者と直接向き合ったマーケティングを展開し始めました。(例:Q2における #型破る のプロモーション等)

本社移転はそうした心機一転の契機にしてみてはどうでしょうか、というのを当BLOGの見解とさせていただきます。




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