カングージャンボリー2017に行ってきた

そんなわけで、当方が春のイベントとして一番楽しみにしていたルノー主催のファンミーティング『ルノーカングージャンボリー2017』へ行ってきました。

今年は気合を入れて早めに到着を目論んでいたのですが、まさかの嫁さん寝坊で出発が大きく遅れ、到着したのは12時近くになってしまっておりました。
そのためステージイベントならびに駐車場に勢ぞろいした各ルノー車をゆっくり堪能する時間が取れなかったのが悔やまれます。

前日の大雨の影響でカングー専用駐車場は大きな水溜りになっており一部が使用できず、また当日も曇天という状況でここ数年の快晴に比べると条件的にあまり良いものではありませんでした。

しかし12時過ぎに来場した台数が昨年を超えたというアナウンスが会場に流れました。
(速報値として、総参加台数 1977台、うちカングー 1243台、来場者4226名。ともに過去最高)

たとえ条件が悪くても、このイベントのために全国から多くのルノーファンが集まったわけです。

このブランドロイヤリティの高さこそが、昨今のルノー躍進の原動力と言えるでしょう。

ただし、台数が増えるということはいろんな問題も出てくるということになるわけです。
特に懸念されるのがこちらのツイートです。

駐車場を巡っては昨年も駐車方法に関する物議をかもしたことがありましたが、今回のように不測の事態により専用駐車場のスペースが減らされるようなことがあると、それを避けるためにできるだけ早く現地到着したいというオーナーが増えることが予想されます。

特にカングージャンボリーの場合全国からオーナーが集まるわけで、地方組は早めに着いて仮眠を取りたいといった要望もあるでしょう。

カングーのイベントなわけですからカングーオーナーは専用駐車場に停めたいという気持ちが強いのは理解できます。

一方で会場の誘導や受け入れ体制には限りがあります。
(ルノー主催ではありますが山中湖村をはじめとする地域の協力で成り立っているイベントです)

オーナーがあまりに前のめりな姿勢で大挙して早朝に押し掛けると周辺住民に対しても迷惑を掛けることになります。

この辺りはオーナーの方の自制心とルノーの公平かつ納得のいくルールが敷かれることを期待します。


さて、そんなカングージャンボリーですが、今年も沢山のオーナーの方が思い思いに主張したカングーを拝見することができました。

また恒例のフリーマーケットでは念願だった京都のテクノパンさんのトートバッグをゲットできてご機嫌でありました。

他にもいろいろ買い物したり娘さんを連れて会場内を歩き回ったりと非常に楽しいひと時を過ごしました。

イベントに全体に対する感想は昨年書いたこととそう大きく変わりませんでした。
これは手抜きではなく、昨年感じた持論がさらに強化された、と言ってもいいかもしれません。

ですのでこの辺りを改めてご覧いただければ当方がカングージャンボリーにどのように魅力を感じているかをご理解いただけるかと思います。

クルマのイベントは底上げの発想が必要(1)

クルマのイベントは底上げの発想が必要(2)



少し補足するなら…
当方が注目していたホスピタリティの高さが実際はどうだったのか?という点です。

子供が中に入ってビヨンビヨンと飛び跳ねるキッズアクティビティは今年も充実していましたが、ステージ横の建物の2Fでは、キッズ向けのお絵かき&折り紙コーナーが設けられておりました。

こちらの様子を覗いてみると、カングーの塗り絵や折り紙を楽しんでいる子供たちがいっぱいいました。

この建物には授乳室や救護室も用意されており、幼児を連れた家族連れにとってはこうした設備が充実しているととても助かるものです。

昼過ぎにはリサとガスパールが登場して一緒に写真撮影タイムがあったりと、家族連れでも参加者みんなが楽しめる配慮が随所にされておりました。


また、ペット同伴の来場者に対するホスピタリティとしてドッグランも用意されており、ワンちゃんたちのストレス解消に一役買っておりました。
(地味な話ではありますが、トイレにはペット用トイレまで併設されておりました)

こうして小さな子供連れやペット同伴でも参加しやすい配慮があると、より多くの人が参加しやすくなります。
年々右肩上がりに参加者が増えているのは、こうした背景があるからでしょう。

いいイベントに育ったと思います。
これは何よりルノージャポンさんの努力と自主的に祭りを楽しむカングーをはじめとしたルノーオーナーの皆さんが共に作り上げてきたものだと思います。



後日その他のルノー車ならびに(国産他メーカーの参加台数の詳報が発表されると思いますので、そにれ合わせてもう一つの視点からエントリーを書いてみようと思います。






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