ロボットがおうちにやってきた

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2016年12月40日です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ってことで久々の物欲ネタをば。

基本的に新しモノが好きで、おもしろガジェットの類は割と早めに飛びつく性格だったりするのだが、意外なことにルンバを始めとするロボット掃除機の導入に関してはえらく時間が掛かってしまった。

理由は簡単だ。

部屋にモノが多すぎてロボットに掃除させる場所がなかったこと。
そしてテクノロジー的にイマイチ性能に信用が置けなかったこと。

この2点に尽きる。


しかし娘さんがリビングに進撃してきてゴロゴロ転がって遊ぶようになり、止むを得ずリビングから不要なモノを片付け、床もある程度清潔感を保たなければならなくなった。

床に敷いていたラグも撤去してフローリングの面積はそれなりに確保したものの、当初は日常的に掃除機、たまに雑巾で水拭き運用を想定していた。

しかし嫁が育児に忙しいを理由に掃除機をなかなか掛けたがらない。

その割に除菌ウェットペーパーで床を拭き掃除するという謎行動に出た。

それに掛ける時間と手間を考えたら普通に掃除機掛けた方が楽だし早いだろ…と思うが聞き入れない。

これはアカンということでロボット掃除機の導入を検討することにした。



■ロボット掃除機の選択肢
世の中ロボット掃除機と言えば『ルンバ』に代表されるiRobot社の製品が圧倒的なシェアを握っており、国内メーカーではシャープやパナソニックが申し訳程度にラインナップを持っている。

他にもフォアベルクなどいろんなメーカーの製品が存在するも、この手の製品は進化のスピードが早くノウハウを蓄積しているメーカーが強いので、iRobot社の製品以外の選択肢はありえないというのが現状だ。

『ルンバ』は2004年から国内販売を開始して2016年に累計200万台を突破しているので、もはや勝負にならない。


ルンバに関してはメーカーがCMなどよりSNSの活用やユーザーの口コミによる評判を拡散させるプロモーションを展開しているため、ネットで検索すると絶賛する記事やブログが多数出てくる。

表にはあまり出てこないが、アジャイルメディア・ネットワークの運営で『アイロボット ファンプログラム』も展開されており、SNSでルンバが話題になるような仕掛けを多方面で行っている。

もちろん中には熱烈なファンで効果的に使いこなしている事例がたくさんあるのだが、どうも諸手を上げて絶賛のコメントばかり並んでいると不信感を抱きたくなるものだ。

導入に踏み切れないのはそうしたある種のステマ臭を感じていたためでもあった。


だってさぁ、プロモーションに出てくるような片付いた部屋ばかりじゃないじゃん?
むしろ人に見せられないような部屋を掃除することの方が多いんじゃね?
そういうある意味汚部屋の実例なんてほとんど見られないんだから、疑いたくもなるわな。

絶賛のコメントが多いルンバだが、そうは言ってもデメリットはある。

基本的に凹凸のない床を掃除することを想定しておりカーペットや細い隙間は掃除が出来ない。

そして何より本体価格が高い。

日本は特に販売代理店の施策によりアメリカでの販売価格の2倍近い価格に設定されており、お試し気分で導入するには気が引ける。
(Wikipediaにもその辺りが追求されているあたり余程怒っている人が多いのだろう)

そんなわけで店頭でデモ機を見てカタログをもらってみたものの、半年経っても結論を出せずにいたのだが、妙なキャンペーンが目についた。

北関東を中心に展開している家電量販店『ケーズデンキ』がルンバ・ブラーバの2週間お試しキャンペーンを実施している。

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対象商品のルンバまたはブラーバをお買上げいただき、万一ご満足いただけなかった場合は、ご購入日から14日間以内に、製品一式と領収書をご購入店舗にお持ちいただいた場合に限りご購入金額を全額ご返金いたします。

ケーズデンキの会員に登録して店頭で購入すれば、商品が気に入らなければ2週間以内であれば一度だけ返品が可能というキャンペーンだ。

これだったらお試し的に導入して本当に使い物になるか確認することができる。
当方のように疑り深い客にはもってこいの企画だ。

ケーズデンキは最寄りだと青葉台、そして南町田に店舗があるのでまぁそのぐらいだったら足を延ばすのは問題ない。

これはいいということで具体的な機種選定に入った。


■機種の選定
iRobot社のラインナップは現在

埃をブラシで掻き込んで掃除する主力機種

水を供給しながら拭き掃除(から拭きも可)ができる新系統

の2系統のラインナップがある。

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ルンバは主力機種ということでエントリーから高級モデルまで幅広いラインナップが揃っているが、上記のように本体価格が高い。
しかも本体が巨大(全幅 約34cm)なため我が家のようなあまり広くない床を掃除するには入れない場所が多そうだという懸念がある。

それに対してブラーバは上位機種でも4万円程度であり、ルンバに比べると小型(全幅 約25cm)でなおかつ水拭きまでやってくれるので子供が寝っ転がったりする床の掃除を想定した場合ブラーバの方が優れてるんじゃね?ということからブラーバを検討することにした。

マニア曰くルンバとブラーバは目的が違うからしっかり掃除するには2台買うべき、という声もあるようだがそんな金はない。

ブラーバのラインナップは2機種あり、水の供給方法が違うものの基本的にやれることはそう大きな違いはない。

しかし微妙なコンセプトの違いがある。

小型の新機種で侵入して欲しくないエリアを設定できるなど機能は多彩。
ただし消耗品が高く維持費が相当掛かる。



jet 240に比べると広範囲の掃除が可能。
専用のセンサーを設置すると部屋の構造をスキャンして精度の高い掃除が可能。
本体は高価だが市販のクロスが使えるなど維持費が安い。




ケーズデンキの店員に相談したところ本体は多少高くなっても380jの方がトータルで見て我が家に適しているとの判断でお買い上げ。

ちなみに会員価格ということで税込39700円。

PS4を我慢して掃除機を買うとは、我ながら大人になったもんだ。



■で、使ってみた。

驚いた。

素直に驚いた。

いや、心底驚いた。


洗面所と廊下を区切る微妙な段差を越えてくれないという想定外はあったものの、約1時間の稼働でリビングから廊下まで掃除したいと思うほぼすべての分を拭き掃除してくれた。

ただし、埃を取り込むルンバと違ってブラーバは埃をクロスで拭きとる仕組み上、埃が多いとそれが塊となってクロスからこぼれてしまうことがある。

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▲ちょっと汚い画像なので小さく掲載

掃除が終わった部屋を見回すと、筋状に集まった埃の塊が点々と残っている事があった。

ただしこれは4日間ほど床掃除をしていない状態でブラーバを稼働させた結果であり、試しに毎日稼働させると埃の量が少なくなるため取りこぼしが起こることはなかった。

まぁ埃の塊は目につきやすいからそれを後から拾ってゴミ箱に入れる程度の手間はなんてことはない。


もう一つ、水を供給しながら掃除するウェットモードを試してみた。

ランニングコストを抑えるためのノウハウとして市販のクロスが使えるため、付属のクロスではなく市販の『クイックルワイパー立体吸着シート』とズレ防止のために2か所を包帯止めで固定してみた。




こちらは水供給タンクの残量を2割ほど残して14畳程度のスペースの水拭きが完了した。
所要時間もから拭きと同様で約1時間。

水拭き特有の裸足で歩いて心地よいフローリングの感覚はブラーバの水拭きでも同様の結果を得られた。

年末に大掃除をしていたので水拭きでなければ取れない汚れがなかったので公式ページにあるような汚れをちゃんと拭きとっているかの確認はできなかったが、まあ普通にキレイになった感じだ。



■結論
廊下を含めて14畳程度のスペースであれば、1日1回稼働させれば拭き掃除に関してはまったく問題ないレベルであることを確認できた。

導入の目安としては、

・全幅25cm程のブラーバ本体が部屋の中を動き回るスペースを確保できるか?
・動物の毛など埃以外に堆積しているゴミがそれほど多くないか?

これらをクリアできているのであれば、ブラーバの拭き掃除の機能はルンバの守備範囲である掃除機としての機能もカバーする形で運用が可能だと個人的には判断している。

運用のノウハウとしては、リビングであれば椅子を片付けるとか床に置いてあるものを一時的にテーブルの上に載せておくとかして、とにかくブラーバが動けるスペースを最大限に確保しておくこと。

むしろ逆転の発想で、部屋のレイアウトをロボット掃除機が掃除しやすいように無駄なモノを置かないようにするといった考え方もアリではないかと思う。


家事の自動化はテクノロジーのわかりやすい未来像として長く描かれてきたが、全自動洗濯機、電子レンジなどが一般的に普及して以降、目立ったテクノロジーの進化としては食器洗い乾燥機ぐらいしかトピックがなかった。

そこに(条件を満たす必要があるものの)、ロボット掃除機がここまで実用的になったことで、そのステージがまた一つ進んだという実感を持った。


ステマに加担するような気がしないでもないが、幼児のいる家庭で掃除を楽にする方法としてブラーバの導入は少なくとも我が家にとっては現時点での最適解であると思っている。

久々に結果が期待を上回る良い買い物をした。



そんなわけで一応アマゾン様のリンクを貼ってはおくものの、ケーズデンキで実施している14日間お試しキャンペーンで実用になるかを“自分の家で”試してみてはどうだろうか。

店頭デモではなにもわからない商品の典型なので。









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