kaisendon / 海鮮丼太郎Ultra II
NSXでナスカ地上絵を描く。アメリカホンダの企画よね、これ。NSXを使ってどれだけ驚きを与えるか。こういう発想はホンダの海外法人は本当にのびのびやっていて、しかも面白い。|Honda NSX - DRIVING DRAWING https://t.co/vTxkK9GsYK at 10/04 14:34
当BLOGではホンダの海外CMがいかに素晴らしいか、なんて話を何度もしてきた。
今回のこのNSXのCMに関しても驚きと同時にNSXのパフォーマンスを見事に表現していて単なる映像作品としてだけでなく商品のアピールを両立していて見事なもんだと思う。
とても「負けるもんか。」とかやって失笑を買った会社と同じブランドのCMとは思えない。
NSXみたいなスーパーカーはそのイメージ戦略こそが大事であり、製品企画の主導がアメリカホンダだったというのを差し引いても、アメリカホンダの方がNSXのことを日本よりよく理解しているし、熱い思い入れと自信を持っていることが感じられる。
翻って日本のホンダのNSXに関するプロモーションはどこか他人行儀で、端的に言えばNSXに対する愛情が希薄に感じられる。
そういった熱量の低さみたいなものは客にも敏感に伝わる。
先日の模型ホビーショーの田宮ブースにNSXの実車を展示したりして模型大好きなキッズの憧れの種を植えつけたりといった努力をしているのはわかる。
しかしそうした施策がどうも散発的というか「何やったらいいかわかんねーからとりあえず展示出しとくか」みたいな淡泊な印象を受ける。
日本でナスカの地上絵を描くパフォーマンスをやれなんて言うつもりはないが、ホンダが自信を持って世に送り出したスーパーカーなのだとしたら、それに見合った驚きを提供して話題を喚起して欲しいと考えてしまう。
日本のプロモーションに関してもアメリカや欧州ホンダのスタッフに全権を預けて好きに作らせてみたらいいんじゃないだろうか。
きっと彼らなりの解釈で日本にNSXがあることの誇らしさを見事な映像に込めてアピールしてくれると思うけどね。
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