【今北産業】(今来た人に3行で要約)
・はじめてのC体験はドキドキするの。
・目覚めが悪かったり日中ボケーっする人は検査をしてみよう。
・効果はあるけど費用もそれなりに掛かるよ。
“はじめてのC”というフレーズにドキドキしちゃうのは間違いなく昭和脳。
ってことでこの歳になって恥ずかしながら初めてのC体験をしちゃいました。
事の発端は白血病の経過観察通院で毎月血液の検査をしているわけですが、白血球の数値は順調に推移しているものの今度は赤血球の値が多すぎるという指摘を受けました。
とはいえ水分摂取が少なかったり体調によって赤血球の値は変動するのでしばらく様子を見ていたわけですが、なかなか数値が改善しません。
このままだと『多血症』という診断になって血液を抜く処置をしなければならなくなります。
3年前は白血球が少なくて大騒ぎしてたのに、今度は赤血球が多すぎて大騒ぎですよ。
■検査
ってことで原因の一つとして考えられる血中酸素が薄くなる症状、すなわち睡眠時無呼吸症候群(SAS)の懸念があるため、検査をやるぜーってことになったのが6月のお話。
入院なう。 pic.twitter.com/qdCj1HgfUr
— 海鮮丼太郎Ultra II (@kaisendon) 2016年6月9日
割と大事になってまいりました。 pic.twitter.com/DPe4pLzhxW
— 海鮮丼太郎Ultra II (@kaisendon) 2016年6月9日
学生の頃からとにかく昼間の眠気に襲われることが多く、居眠りの多い子供だったのでなんとなくSASの可能性を感じておりました。
運転中も急に強烈な眠気に襲われることがあり、慌てて路肩にクルマを止めて仮眠を取るなんてことも割とよくありました。
ものの15分寝れば大丈夫なんですけどね。
社会人になって会議中に強烈な眠気に襲われるのはさすがにマズいということで7年前にも一度検査をしておりました。
その時は軽度のSASと診断されておりまして、マウスピースを作って改善を試みたんですが、マウスピースの違和感でなかなか眠ることができず早々に断念してしまっておりました。
とはいえ寝ている間に呼吸が止まっていると考えると恐ろしいので、たまに眠っている間の音声を録音してその波形をチェックしていたのですが、概ね定期的に呼吸をしているように見えました。
「なんだ、俺は無呼吸にはなってないじゃないか」
などと早合点していたのですが、専用の装置を付けて一晩検査入院をすれば本当のことがハッキリ数値としてわかります。
AHI(Apnea Hypopnea Index=無呼吸低呼吸指数)が22を記録しており、めでたく中等症のSASであることが確定してしまいました。
7年前はAHI=12ぐらいだったので、大幅に悪化しておりました。
このレベルになるとマウスピースではなく、機械を使った治療方法が必要となります。
これをCPAP(Continuous Positive Airway Pressure:鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける)治療法といいます。
■はじめてのC体験
検査結果により中等症のSASが確定し、CPAPによる治療方針が決まるともう一度今度はCPAPを着用して検査入院を行います。
これによりCPAPの効果がどれぐらいあるかをチェックするわけです。
そんなわけで、ドキドキのはじめてのC体験であります。
検査そのものはもう慣れた感があるものの、CPAPのマスクを装着したままで寝るというのはなかなか難しかったりします。
ハルシオンを一発キメて眠りにつきましたが、どうも熟睡できた感じがしませんでした。
おまけにずっと空気が送り込まれていたので喉が乾燥して風邪の初期症状のようになっています。
こりゃアカン…
数日後に通院して検査結果の確認とCPAPの貸し出し手続きをおこないました。
検査の結果はAHI=0.9と大幅に無呼吸状態が改善されていました。
CPAP恐るべし。
自分に合ったサイズのマスクとCPAPの機械、そして喉が乾燥しないように加湿ユニットもくっつけた形でレンタルしてもらいました。
機械はPHILIPSの『ドリームステーション Auto』という、なにやら中学生向けの雑誌広告に出てくるインチキ睡眠学習マシーンのような名称ですw
使用イメージとしてはこんな感じですが、我が家はなんでも触りたがる娘さんが隣で寝ているので手が届かないところに機械を設置するのが意外と大変でありました。
そこからホースを伸ばしてマスクを着用して寝るわけですが、娘さんが不思議そうにこちらを見ております。
そのうちイタズラでマスクを外しにやってくることは目に見えております…
■効果は?
さて、上記のようにCPAPをスタートして一ヶ月が経過したわけですが、今のところ期待していたほどの効果は出ておりません。
また娘さんを寝かしつけている間に一緒に寝落ちしてしまって着用をし忘れるという日が結構多く、着用率は6割といったところでありました。
唯一感じられたのは、寝起きの際にボヤーっとしていた頭がCPAPを使用することでスッキリとして寝覚めが良くなったことです。
逆に期待していた昼間の眠気はまったく改善する気配がありません。
むしろ眠気が酷くなった気配すらあります。
CPAPの機械にはSDカードが装着されており、使用状況と無呼吸の程度がログとして記録されております。
月に一度の通院ではこのSDカードを持参してログデータから治療がうまくいっているかを診察するわけです。
で、1回目の通院でログを確認したところ、平均でAHI=11という結果となりました。
これはCPAPを着用して検査入院した時のAHI=0.9という結果に比べて大幅に悪化してしることになります。
それでもCPAPを使わない初回検査入院の時に比べれば半減してはいるのですが、医師曰く
「この数字は納得いかないが、これ以上風圧を強くすると身体が自発的呼吸をサボるようになるのでとりあえず現状の設定で様子を見る」
という話になりました。
血液検査においても赤血球が多い症状はまだ改善しておらず、もう少し様子を見る必要がありそうです。
昼間の眠気も赤血球の量もAHI=5ぐらいになって初めて効果が期待できるレベルらしいので、着用忘れをしないようにして推移を見ていきたいと思います。
■費用のお話
CPAPによる治療は効果が見込めるものの、正直言って結構お金が掛かります。
・初回診察 約3,000円
・検査入院(1回目) 約18,000円
・通院(検査結果確認) 約2,000円
・検査入院(2回目) 約18,000円
・通院(CPAP貸し出し手続き) 約1,000円
・以降毎月経過観察通院 約5,000円/月
ということで、治療開始までに約42,000円が必要でした。
以降毎月1回の通院で約5,000円がずっと掛かり続ける計算になります。
この費用の大半は機器レンタル代で、それに診察代が含まれす。
これでも保険適用されているんですが、CPAPの使用開始までに最低でも2回検査入院が必要ですし、機器のレンタル代がボッタクリという指摘も一部であるのは事実です。
経過観察通院に関しては、医療機関によっては3ヶ月に1回程度でOKとするところがある一方、当方が通院している病院では月に1度の通院が強制となっております。
(1ヶ月以上空くと月額5,000円が自費扱いになって3倍近くに跳ね上がります)
そのため一部のCPAPマニアの間では、通院を断念して機器を海外から個人輸入するのが密かなブームになっています。
方法についてはここでは紹介しませんが、おおよそ7~9万円ほどで入手が可能なようです。
もちろんそれを使うからには自己責任となりますし、医師による診察を受けられませんので非常にリスクが高いことは言うまでもありません。
(空気の送圧を間違えるとむしろ体調に悪影響が出ます)
当方もCPAPの効果がハッキリ出るのであれば、今後機器の個人輸入を検討するかもしれません。
とにかくこの昼間の猛烈な眠気だけでもなんとか改善したいところであります。
戦いはまだまだ続きます。
この記事へのコメント
きぬさや
お体どうかお大事に。
海鮮丼太郎
コメントありがとうございます。
幸いにして眠いという以外に自覚的な症状がないのですが、やっぱり健康を維持するのが一番なので効果が出ることを期待したいところであります。