トヨタが女性とペットをターゲットとしたカー用品販売を開始



今回は2013年5月頃に書きかけだったお話。


トヨタ自動車は31日、カー用品販売を強化するため、自社やグループ企業の商品だけでなく、特定の外部企業と組んで、その企業の商品を手掛ける新しい路線を導入すると発表した。まず自社の通販サービスに大手通販会社など外部3社から商品を調達する。特に女性向けとペット向けの2つの軸を重視する。

 販売は、このほど開始したネットと電話による直営の通販サービス「ハッピーカーライフ(ハピカラ)」を活用するとともに、自動車販売店でも積極的に取り扱っていく。

 組む外部通販は、女性向けが中心の大手通販「ベルメゾン」、インテリア・雑貨ブランドの「フランフラン」、ペット用品「ハンター」の3つ。あわせてグループ会社、タクティーの「カー良品」も加える。

 この4ブランドにカー用品を企画、提供してもらい、取扱い商品を拡充する。商品や店舗によっては、販売店での店頭販売も行う。

 今後、協業ブランドを増やしていく。女性ユーザーが車のコーディネートを楽しめるよう、これまでにないデザイン性の高い商品や便利グッズのほか、オリジナル商品もそろえる。

 これまでカー用品は、基本的にはトヨタ自身ではあまり積極的には扱わず、外部の専門会社などに委ねてきた。

 ハピカラの通信販売では、初年度の登録会員20万人を集め、売上高5億円を目指す。

トヨタはクルマ以外の関連商品の販売も自社で取りこんでしまおうという野望は昔から抱いておりまして、古くは彰男社長の道楽事業であったGazooでも物販に力を入れている時期があったりしました。(大失敗で大半がリストラになってしまいましたが)

その後もいろんなアプローチを続けてきましたが、今回は女性とペットをターゲットにして、他社とのコラボによるグッズを販売するサイトをスタートさせました。

ハピカラ

まあいいんじゃないでしょうかね。
ただし、当然ながらトヨタのクルマに適合した商品ばかりですので、他のメーカーのオーナーには関係ない話です。

トヨタオーナーが全体のパイだとすると、その中で女性とペットの飼い主がさらに選別され、そしてハピカラの存在に気がついて商品を交友する人がどれぐらいいるのかなぁ?と考えると、カー用品店ですら運営が厳しいと言われる昨今、ある種のイメージ戦略として採算度外視しないと、特に商品を開発するメーカーは乗ってくれないんじゃないかな、という気はします。

一部はトヨタ系のカー用品店のジェームスでも販売するようですが、願わくばトヨタ車専用の商品ではなく、クルマを使う上で汎用性があって素敵な商品をリリースしてくれた方がいいんじゃないかという気もします。

さて、不採算事業は割とああっさりサービス終了してしまうトヨタでありますが、ハピカラはどれぐらい続きますかね?


そういえば、このネタを書こうと思った次の日に白血病で緊急入院とかになったのでありました。

そりゃエントリーを書いてるヒマなどあるわけないわなw


ってことでハピカラでありますが、このサイトの存在を認知している人ってどれぐらいいますかね?
クルマ関係のニュースをうぉっちしていても、このワードを目にすることがほとんどありませんでした。

ただ、今でもいろいろと展開はしていて、今年の4月にはBEAMSと組んだりしていろいろとやってるんですね。



がんばれー

と生暖かい声援を送って今後を見守ることにしましょう。



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