CR-ZとRCZが仲良く販売終了というお話

そんなわけで、ホンダがCR-Zの生産終了をアナウンスいたしました。

当初は全世界で年間4万~5万台の販売を目指すとしていたが、支持が広がらず、16年5月までの累計販売は約4万台にとどまっていた。
なんだか酷い言われようです。

結果的に失敗ということになりましたが、当方としてはホンダのチャレンジを貶す気分にはなれません。

「ただ、そこに市場が無かった」

といういつものホンダのアレだっただけですので。

もう少し見ていくと、当時のホンダの技術力の限界がCR-Zの不幸であったと考えております。

トヨタに対抗すべく開発されたホンダのハイブリッドシステムである「IMA(Integrated Motor Assist System)」の性能が、CR-Zに期待されるパフォーマンスを発揮できなかったため、想定していた層に響かなかったわけですから。



一方で似たような名前で間違われることのあったプジョーさんのRCZも、国内在庫を最後に販売が終了することになりました。

RCZ_final.jpg

RCZという車種はプジョーの中では異質な存在でありましたが、実は走らせて楽しく、意外と燃費が良く、ラッゲージも広いというおよそあのカッコからは想像出来ない使い勝手を実現しており、ファーストカーとしても魅力的でありました。

2泊3日で熊野古道へ行った際の燃費は一般道も含めて17km/L弱。
スポーツカーでこの燃費ってすごくね?

ただ、基本設計が古いことと、ダブルバブルルーフに代表される独特なデザインは製造コスト的にも厳しく、また生産をマグナ・シュタイアに委託していたこともあってPSAの経営再建にあたって車種リストラの対象となってしまいました。

自社工場での生産であればもう少し延命出来たかもしれませんね。


上記ツイートしたように、これでプジョーさんのラインナップは色気のある車種が消滅してしまう事になります。

販売に対する貢献度はそれほど高くなかったとはいえ、RCZは昨年末までに世界で68,300台、国内では3,681台を販売しております。

国内に限って言えば508や3008より多いんですよね。

このオーナーさん達は今後どうされるのか。
ちょっと気になるところであります。


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