カングージャンボリーをageるエントリーを書きましたが、それに対してモーターファンフェスタのホスピタリティが十分ではなかった、みたいな書き方をしました。
しかし、まったくなかったというわけではありません。
むしろ、とても素敵なホスピタリティに出会ってほっこりした出来事がありました。
それがこの写真です。
キレイなお姉さんは大好きです。
ただ、カメラ中年と同列になるのが嫌で、いままでレースクイーンをあまり興味を持って観察したことがありませんでした。
ただ繰り返しますが、キレイなお姉さんは大好きです。
このお姉さんはピットウォークの際に担当するクルマに張り付いて、カメラ中年のリクエストに答えていろんなポーズで撮影対象になっていました。
そんな中で近くを通りがかったこの男の子に
「ねぇボク、一緒に写真撮ろうよ。」
と声をかけました。
親に促されて一緒に写真を撮ってもらうこの男の子は、ちょっと照れくさい表情を見せつつ、でもキレイなお姉さんと写真を撮ってもらうことになんとなく嬉しそうな顔をしています。
この子にとって、この日の写真と思い出はきっと素敵なものとして残ると思います。
クルマのイベントに行って、
キレイなお姉さんと写真を撮って、
いい思い出を作って帰ってきた。
そんな感想がこの子に残ったのならば、モーターファンフェスタのホスピタリティは、この子にとっては満足いくものだったということになります。
この子が今後レースカーの名前を一生懸命覚える子に育つか、お姉さんの写真をいっぱい撮る方向に育つかはわかりませんが、きっとまたサーキットに足を運んでくれるようになるんじゃないかと思います。
当方がこの光景をいいなぁ、と思ったのには理由があります。
モータースポーツが観客の伸び悩みでなかなか興行として成立しにくくなり、スポンサー獲得も難しく予算は減る一方という話をよく耳にします。
そんな中でチームの宣伝のため活躍する華やかなレースクイーンという職業もいろいろ苦労があるとのこと。
そんな状況で今モータースポーツ関係者が取り組むべきは、一人でも多くのファンを獲得し、興行として魅力あるものにする努力だと思います。
レースクイーンのお姉さんがやるべきことは、その美貌を武器にしてファンを獲得することだと思いますが、この写真のようにこれからクルマに興味を持つような子供にもちゃんと声を掛け、ファンを増やそうという努力をきちんとしていました。
大人の、しかもカメラ中年の相手ばかりでは裾野は広がりません。
このレースクイーンのお二人がそのことを意識していたかどうかはわかりませんが、多分やるべきことをわかっていて、こうして積極的に子供に声掛けをしていたんじゃないかと思います。
性を武器にする職業とも言われるレースクイーンですが、当方はこの二人にレースクイーンとしてのプロフェッショナルの心意気を感じました。
他のレースクイーンの方も同様の意識を持ってお客さんに接しているのかもしれません。
願わくば、そうであって欲しいと思います。
レースクイーンについては詳しくありませんのでこのお二人がどういう方なのかは存じ上げません。
ただ、レースクイーンのプロフェッショナルとして尊敬の念を送りたいと思います。
どうかその素敵な笑顔とホスピタリティで、もっと多くのファンを獲得して、モータースポーツを盛り上げていってくださいね。
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