#三菱自動車の思い出を語ろう

三菱自動車に関してはいろいろと言いたいこともあるかとは思いますが、とりあえず今は企業の存続の可否を見守った方がよろしいかと思いますね。

よろしければtwitterで #三菱自動車の思い出を語ろう というハッシュタグを作りましたので、思い出を語って頂ければ幸いです。

さて。

iMiEVに関しては世界で初の量産型EVということでそれなりに応援もしておりましたが、商品戦略の迷走やインフラ投資の消極的姿勢など、あぁやっぱり三菱自動車って体質変わらんのね、って思いを強くしました。

国内でもiMiEVの販売は細々と続けられておりますが、年間で634台と惨憺たる状況でした。

それに比べるとPSAの3000台という実績はむしろ誇らしいようにも見えてきます。

当初の目標では2010年から供給を開始して10万台の販売を目指す!としていたんですが…


そんな三菱自動車ですが、アウトランダーPHEVはそれなりに販売を伸ばしており、ピュアEVよりはPHEVの方が実用面においても合理的であるという市場の判断なのでしょうね。

日産のリーフの懸命の頑張りを見てると胸がいたくもなりますが、市場のニーズに合致するものを作って売ることがやはり一番なのかな、という気もします。

で、軽自動車に関しては過去にちょっと調べたらこんな感じでありました。

日産は登録車の販売が芳しくないため軽自動車の依存度が高くなってきていることもあり、今回の不正のとばっちりで大きな痛手を受けました。

恐らく訴訟に発展することになるんでしょうが、不正の内容がVWと同レベルの酷いものであったことから、アメリカのように車両買い上げといった措置が必要になったら三菱自動車の企業存続は恐らく難しいことになるんじゃないかと思われます。

いすゞのように乗用車は海外だけで展開するという選択肢も残されてはいますが、それとて新興国向けの安い車がメインにならざるをえず、環境や安全に関する新技術をフォローアップしていくだけの体力が残されているのか?そしてなにより繰り返される不正体質に三菱グループとしてまだ救済の手を差し伸べる意味があるのか?厳しい眼に曝されることになるのでしょう。

ちなみに今回の不正発覚の2日前にウォールストリートジャーナルがこのような記事を上げておりました。



これは三菱グループ全体を例えとして、変わることのできない日本の労働市場に対する有り様を指摘しており無常感でいっぱいでございます。

ってことで、iONとC-Zeroの数字を確認しつつPSAの2015年の世界販売の数字を集計し終わりましたので、近日中にエントリーにまとめます。


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