kaisendon / 海鮮丼太郎LOOX
このリリースを3月8日に出したことを褒めてあげてください。今までこういう小ネタをぶっこむセンスすら皆無だったのですから。 |プジョー、3008 に新パワートレインを搭載~ 豊富な装備と新価格 ~ https://t.co/ncQeASdlD1 at 03/08 11:38
kaisendon / 海鮮丼太郎LOOX
本当なら新型308関連のリリースの方が良かったんですが、モデル末期の末期でる3008にまだ手を入れてくるんですからプジョージャポンもまだまだイケますね。 at 03/08 11:39
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で、もっと言うなら昨日発表された2008 CROSSCITYは2月8日の発表にして欲しかったなぁ、とも思うんですがそれはそれでしょうがないですね。 at 03/08 11:40
3月8日は何の日ですかー?
そう、308もしくは3008の日ですねー
ってことで、記念すべき3月8日に現行3008としては恐らく最後のテコ入れとなるであろう、エンジンの改良ならびにトランスミッションの刷新という手が加わったランニングチェンジのプレスリリースが発表されました。
このプジョーシトロエンジャポンにしては非常に珍しい発表日で遊ぶという渾身のギャグは、各メディアに華麗にスルーされている感があり、プジョーうぉっちゃーとしては涙でハンカチを濡らす一日でありました。
これは当BLOGで回収してあげなければ、プレス担当さんも浮かばれません。
プレスリリースの冒頭で
『3月8日は3008の日ということで、この日に発表いたしました』
といった感じでもう少し遊んでみても良かったかもしれませんね。
今後3月8日に何かやらなきゃという縛りが付いてしまいますがw
3008はハッチバックとMPVとSUVのクロスオーバーという独特のスタイルで国内では2010年のデビューし、6年間と比較的長い期間販売を続けていますが、2015年末時点で累計販売台数は2,296台となかなかヒットと呼べるほどの実績は出ておりません。
(いろいろと売るのが難しかった1007でさえ5年間で3,423台を売っています)
その主な要因として、国内導入時の価格帯と本国では装備されていたグリップコントロールやその他装備が省略されていたことにより、SUV方面のアピールで重要なタフなイメージを訴求できなかった点が挙げられるでしょうか。
クロスオーバーSUVは日産のキャシュカイ(日本名デュアリス)が世界のベンチマークになるほどヒットして国内でも市場が一気に盛り上がりましたが、3008の独特のキャラクターは自動車雑誌などメディアで同種の車種をまとめてレビューする企画で扱ってもらえなかったり、かといってミニバン特集にも該当しないということで、メディアの露出があまりできなかったことで知名度を高めることに非常に苦労したクルマでありました。
このプジョーさんの車種がジャンル的に独特であるがために、メディアの特集で扱われないというのは307swや1007や308swでも経験してきたことです。
ステーションワゴンでもない。
かといってミニバンでもない。
こんなカテゴライズ不能なところがプジョーさんの魅力でもあったわけですが、自動車メディアはカテゴライズして比較記事を作るのがお好きでありまして、そういった相性の悪さゆえの不幸とも言えます。
その点はプジョーシトロエンジャポンさんを責めるのはちょいと可哀そうでもありますね。
もう少しパブリシティのやり方はあった気もしますが。
で、国内ではイマイチの3008ではありますが、ワールドワイドに目を向けると中国市場などでは好調ということもあり、今年のパリモーターショーでは新型3008が発表されるというタイミングでありながら、パワートレイン更新という大掛かりな手を入れてきました。
とはいえ初期モデルから1.6Lエンジン+アイシンAW製6速ATを採用していましたのでパワートレインに大きな欠点があったわけではありませんが、それでも燃費を14.6km/Lと40%も効率化してきたのは大したもんです。
初期モデルで省かれていたグリップコントロールも採用してますし、従来の上位グレードであったシエロに採用されていたパノラミックガラスルーフも標準採用となっており、全般的にその他装備も充実していますので、ようやく3008の完成形としての発売という感じではありますね。
これに伴い従来のエントリーグレードであった3008 Premium、快適装備を採用した上位グレードである3008 Cieloという2つのグレードを統合して、3008 Allureの一本に絞られました。
装備内容的には3008 Cieloを基本としながら349万円と大幅に価格を下げたという見方ができます。
ただし先進装備としてはアイドリングストップを搭載してはいるものの、ACC(全車速追従機能付クルーズコントロール)や自動ブレーキといったプリクラッシュセーフティ関連の装備は搭載されていません。
これは3008が旧型プラットフォームであることと、新型発売まで一年弱の期間の繋ぎであることを考えれば止むを得ないところでしょう。
本国では世界初となる量産ディーゼルハイブリッドである3008 HYbrid4というモデルも存在し、日本への導入を模索した時期もありましたが結局導入されることはありませんでした。
後にこのHYbrid4が高コストの割にパフォーマンス面で評価できる部分があまりないという残念な結果になってしまいました。
PSAの経営危機と資本提携の混乱に翻弄された象徴として3008ではありますが、用途がハマれば楽しいクルマであることに変わりはありません。
先進安全装備以外の点でネガティブなポイントはまったくなくなりましたので、3008というカタチのクルマが欲しいのであれば、今回の3008 Allureはオススメの一台と言っていいと思います。
で、5008はどうするんでしょうねぇ?
この記事へのコメント
5008乗り
いつも拝見させてもらってます。
5008は現行モデルのまま、販売終了みたいです。フランスでの日本仕様の生産は終了しているようです。営業担当の方から直接聞いたので可能性は高いと思います。
残念です。
海鮮丼太郎
いやー、実は終了の話は先日の大盤振る舞いクーポンんの時に聞いてたんですけどね。
後継(名前変わるみたいだけど)がミニバンタイプからSUVタイプになるのでどこまで引っ張るかなぁとも思ってましたが。
今のうちに買っとくのも手ですねぇ