マツダageの次はスバルage?

どうも、経済系を始めとしたマスメディアが次にターゲットにしようとしてるのはスバルさんのようですね。

国内のメーカーにおいて独自のアイデンティティを持ってクルマ作りをしているのはもやはマツダとスバルぐらいしかない、などと言われてますが、確かにメーカーという括りで見た場合はそんな感じがしますね。

スバルはヲタと一定の距離を取ってアイサイトを始めとするわかりやすい先進安全装備の充実と、普通の人でも走ることが楽しくなるようなクルマ作りを続けてきたことで、国内市場において一定の規模を維持し続けることができているのだと思います。

それに加えて各社が欧州市場に打って出てあまり芳しい実績を上げられないでいる中、北米市場の要求を第一に車種開発をすることで確固たるポジションを確保したのは、まさに“選択と集中”の結果であると言えるでしょう。

トライベッカみたいなどうしちゃったんだろう?みたいな車種もありましたが…

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▲そのフロントマスクはなんとかならなかったのか?のトライベッカさん


そのぶん欧州市場、そして工場新設が頓挫した中国市場などでは大きな飛躍がまだ出来てませんが。


もうずいぶん前になりますが、西海岸からずっとアメリカ国内を旅をした時に、特にコロラドなど雪の多い地域でのスバル車の圧倒的な信頼の高さには感心したものです。

「生活必需品としてのクルマだからこそ、安全に乗れるスバル車がいいんだ」

と地元の人は話してくれました。

これって、勢いがあった頃のホンダと同じイメージなんですよね。

絶対的なブランドに対する信頼感。

そしてオーナーはその選択に誇りを持っている。

そういうオーナーが増えることが、結果としてブランドそのものの価値を高めることになるわけです。

トヨタや日産のような小手先のマーケティングでどうにかできる話ではありません。

その意味でマツダほど派手ではありませんが、スバルの実直さというのは大きな武器であり、財産であると思います。

ただ、そういう実直なところをマスメディアがこぞって取り上げて祭り上げたりすると、舞い上がって変な方向に向かいつつあるマツダのようになってしまいそうな気がしたりもします。

スバルは定期的におかしくなることがありますので、ダークサイドに引き込まれないよう、マスメディアのスバルageには一定の距離を取って頂きたいものだと思いますが、果たして中の人たちはどう思っていますかね?
  



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