新型308swが日本自動車殿堂のイヤーカーに選ばれてた

そんなわけですいません、チェック漏れで気が付きませんでしたが、新型308swが日本で初めてちゃんとしたアワードを受賞しました。


日本におけるカーオブザイヤー(COTY)といえば、最大規模の『日本カー・オブ・ザ・イヤー』、そして自動車研究家、ジャーナリストで構成されるRJC主催の『RJCカーオブザイヤー』が有名だったりしますが、それ以外にもいくつかこの手のアワードが存在しています。

とはいえ、日本自動車殿堂って何よ?って人が多いのも事実かと思います。

当方も不勉強であまり詳しい内容は存じ上げませんでしたが、主に自動車産業の発展に寄与したメーカー、車種について認定を行う事でその存在を後世に残していこうという趣旨で設立されたNPOであるとのことです。

で、今年の選考に関するリリース(PDF)を読むと、ボルボV40のクリーンディーゼル(927点)、メルセデスのCLA(866点)を差し置いて最高評価(1008点)を獲得しています。

先日の仕様変更で308swは大きな欠点もなくバランスの取れた仕様に改められましたので、こうして評価されることは嬉しいものではありますが、過去の受賞車を見ると見事なまでにVWグループの車種で埋め尽くされております。
(アルファロメオ ブレアとプジョー407が受賞していたのは知りませんでした)

まぁ、会員にフォルクスワーゲンが名を連ねていればこういうことも起こりえるでしょうが、今年はそのVWがそれどころじゃない事態になっているため、それ以外から選んだらたまたまプジョーさんが選ばれてしまった、みたいな感じを受けました。
(正直言って、話題性でボルボV40のディーゼルに勝るプロダクトとも思えませんし、その次がCLAというのも選考としては謎な感じを受けます)

従来の選考傾向から見ると、順当に行けばパサートかゴルフGTEあたりが選ばれてたと思いますし。


まぁそれでも欧州COTYに続いて日本でも箔が付く賞を頂いたのはいいことです。

積極的にアピールできる部分がなくても、トータルで良く出来たクルマというのは確かに存在します。
新型プジョー308swは、そんなクルマだと思います。

ってことで、良かったですね。









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