すでにご案内が届いている方もおられるとは思いますが。
プジョー・シトロエン・ジャポンの100%子会社であるプジョー・シトロエン東京が運営する世田谷サービスポイント(以下世田谷SP)が、12月27日をもって営業終了とのアナウンスが出ました。
実質的な直営の整備工場であった世田谷SPは、知る人ぞ知る旧マツダM2ビル(現メモリードホール)のすぐ近くにあったプジョー世田谷(当時は狭いながらもショウルームと整備工場が一体だった)が、ショウルーム機能だけを田園調布エリア(尾山台)に移転するのに伴い整備工場の機能を千歳船橋と経堂の中間ぐらいの場所に移転したことでスタートしました。
2008年のお話です。
このときからショウルームと整備工場が離れているデメリットについて当BLOGでも書いていたのですが、やはり整備に預けるついでにショウルームで新車を見るという導線が絶たれてしまったのは、クルマのディーラーとしては非常に大きなハンディキャップだったと思います。
その後プジョー&シトロエンディーラーを運営していたチューガイの夜逃げにも近い閉鎖の肩代わりをする形でプジョー・シトロエン東京が店舗の後を引き継いだこともあって、プジョー世田谷SPはシトロエン車の面倒も見ることになりました。
ってこの辺の話も含めてプジョー世田谷に関する経緯を以下のエントリーで書いてましたね。
過去に整備ミスに関するトラブルを一度だけ経験しましたが、総じて技術力と対応力はよいサービスポイントだったと思っております。
ただ、忙しすぎだったよねぇ…というだけで。
そんなわけで、世田谷エリア(特に環八&国道246号沿い)のオーナーにとって、アクセスの良かった世田谷ショウルームが昨年閉鎖したのに続き、整備拠点もこれでなくなってしまうことになります。
今後の受け皿としては、プジョー目黒とプジョー有明が対応するとアナウンスされておりますが、さすがに有明は遠いです。
ってことで目黒にお願いするか、足を延ばして大田区蒲田のプジョー&シトロエン大田(かつては同じプジョー・シトロエン東京グループだった)か、北上して調布、杉並のサービスポイントを利用するのがよろしいかと思われます。
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それにしても改めて地図で見ると、輸入車ディーラー銀座である世田谷エリアの拠点がなくなることで、世田谷全域、川崎北部、横浜北部のオーナーがアクセスできる拠点がぽっかりと穴になってしまっております。
(地方のオーナーの方からすればこんなこと言うとぶっ飛ばされそうではありますが)
以前世田谷ショウルーム撤退の際に話のあった、サービス工場とショウルームを併設した新たなお店を世田谷エリアに再びオープンさせたいという件を信じて、今はじっと耐えることにしましょうかね。
ちなみに、当方は過去にいろいろとヘルプをして頂いた縁もあったので、現在はプジョー新横浜にお世話になっております。
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