予告通り、東京モーターショー前日にマイナーチェンジされた新型208の正式発表がありました。
「NEW PEUGEOT 208」を発売 (PDF)
kaisendon / 海鮮丼太郎MARTY
5ドアNA5速MTで199万円~。前期型が3ドアNA5速MTで199万~だったことを考えるとドアが増えた分お得という見方も。いずれにしても頑張った価格設定とラインナップ。|「NEW PEUGEOT 208」を発売 https://t.co/PDtMz9jgCi at 10/28 10:39
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199万円のエントリーグレードだけNAで、6速トルコンATのエントリーグレードであるStyleが217万円~と円高の頃の水準に戻してきたので全般的に見ればお得感は高い。 at 10/28 10:42
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従来は主力モデルは1.2L3気筒NAエンジンだったところが、ベースグレードを除いてターボチャージャー付き1.2L3気筒エンジンに。加えてシングルクラッチの5速AMT(ETG5)からアイシンAW製の6速トルコンATに刷新されたためギクシャクした感じが解消されることに。 at 10/28 10:44
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VWのポロと真正面から競合することになるが、従来はトランスミッションで後れを取っていたものの、DSGの欠点もいろいろ言われるようになってきたこともありトータルの商品力ではようやくポロを上回るレベルに到達した感。 at 10/28 10:46
kaisendon / 海鮮丼太郎MARTY
1.2LのNAモデルでも鼻先が相当軽く、小径ステアリングでクイックに曲がる(ひらひらと軽すぎる感も)ことから、ターボ付きになったことでスポーティに走りたい人には主力グレードでもオススメできるものの、メーターの配置とかクセがあるのでとにかく試乗を推奨。 at 10/28 10:48
すでにティザーサイトでラインナップについては発表がありましたので、今回はそのスペックとプライスが判明したというのがポイントになりますでしょうか。
エントリーグレードの208 Style(5door 5MT)のみ従来型の1.2LNAエンジンで、208 Style(5door 6AT)以上のグレードはすべてターボチャージャー付きとなりました。
ハイパフォーマンス仕様を除いた通常グレードでターボが標準になるのは20xシリーズでは初ということになりますかね。
208は207に比べて大幅に軽量化したこともあり、従来のNAエンジンでも非力というほどパワーが無かったわけではありませんが、加速の伸びという部分でイマイチな感がありましたので、それを補う意味でターボチャージャーが付いたことは歓迎ではあります。
ただ、「208 Style」というグレード名でMTとATではエンジンが違うっていうのはどうにかならなかったんですかねぇ?
また、「208 Allure」に謎のグレードがもう一つ、「208 Allure Cielo Package」が追加されております。
これは「208 Allure」にパノラミックガラスルーフを装備した仕様ということなんですが、これってわざわざカタログ仕様にする必要ありますかね?
従来まで単独のグレード名であった「Cielo」ですが、本来「空」を意味する単語ですので、従来の上級グレードの意味合いからパノラミックガラスルーフを採用した一つの仕様という本来あるべき姿に落ち着いたという気もしなくもありませんが、ラインナップ水増しのような気もします。
オプションで選択可能にしておけば良かった気もしますが・・・
それと、最上位グレードであるGTiに関してですが。
価格表と諸元に書いてあるスペックが異なっています。
208 GTi by Peugeot Sportが左ハンドルなのはおそらく正しいと思うんですが、GTiは右ハンドルでは?
少なくとも従来グレードはそうでしたが、マイナーチェンジでGTiも左ハンドルになったんでしょうか?
いずれにしてもどちらかが記載ミスとなります。
大事なプレスリリースなんですから、こういうのはちゃんとチェックしましょうよ、ホントに・・・
[23:00補足]
見直してみたら直ってますね。
最近はネットの反応を重視されているようで、アクションも早くなりました。
でも、最初からこういうミスがないのが一番ですからね。
そんなわけで、価格帯については208がデビューした円高だった頃の水準の設定になっております。
パワートレインにそれなりにコストが掛かっていることを考えると、十分戦闘力のある内容になったのではないでしょうか。
5ドアのMTだけですが、200万円を切る戦略価格を設定してきましたので、広告を打つ際も
「新型プジョー208 199万円~」
というコピーが使えてそれなりに見栄えのするアピールも可能になります。
(廃止になったETG5の208 Styleも199万だったので、200万を切ったAT仕様も欲しかったところですが)
ということで、ここで改めて208のラインナップの推移を見てみることにしましょう。
▲クリックで拡大
この辺で書いたこととダブりますが、今回のマイナーチェンジにおいて、208のグレード名(序列)に変更が生じました。
Style=エントリーグレード(従来のAllure)
Allure=量販グレード(従来のPremium/Cielo相当)
GT Line=上級グレード(従来のCieloに相当)
GTi=パフォーマンスグレード
従来は「Allure」がエントリーグレードに位置していましたが、春に限定車として「Style」が登場したことによりエントリーグレードの意味合いが変わりつつありましたが、今回は思いっきり序列の変更となって「Allure」が「Premium」の代わりに量販グレードのポジションを獲得しました。
上級グレードには「GT Line」が用意されましたが、130台の台数限定であるためこれを売りきったら「208 Allure Cielo Package」がその役割を果たすことになるか、新たな限定車が出てくるかはわかりません。
恐らくは何らかの特別仕様によるテコ入れが続くことになるかと思われます。
「GTi」に関しては引き続きトップグレードとしてラインナップが継続されましたが、やはり「GTi by Peugeot Sport」は台数限定ではないようで、この両者をどう棲み分けるのか?若干の疑問が残ります。
真のパフォーマンスグレードが欲しい人は左ハンドルの「by PS」を、日常生活と折り合いを付けたい人は右ハンドルの「GTi」をそれぞれ選べばいい、ということなのかもしれませんね。
上記したように誤植じゃなければ、この棲み分けだったら意味が通ります。
先日のフレンチブルーミーティングでも「GTi」はけっこうな頻度で見かけましたので、それなりに台数は売れているようでもありますから、マイナーチェンジでもその好調さをキープして頂きたいものです。
この記事へのコメント
通りすがり
ぴの吉
なので、私は高いと思います。
萩 丼太郎
我が家の208Premium(1.2L3気筒NA)と比べると、当然のことながらパワフルで「これなら高速や山道も楽だろうな」と感じました。
装備面では、
・オートエアコンがマニュアルに。→あまり気にしない。
・リアスポイラーが無くなる。→ファミリーユースのグレードだしOK。
・パドルシフト廃止→自分は普段Dモード入れっぱなしなので気にしない。まして新しいのはトルコンだし。
・窓枠のクロームモール→あっても無くてもよい。
・バックソナーが省かれた。→これはちょっと気になる(車庫入れが苦手なので^^;;)
といったところで、バックソナー以外は気になりませんでした。
パワートレインを大幅刷新してアクティブシティブレーキも装備した上でこの価格ですから、PCJも頑張ったなぁという印象です。
萩 丼太郎
Allureはオートエアコンなど、当然ですが装備は充実しています。
連投失礼しました。
海鮮丼太郎
>ぴの吉さん
>萩 丼太郎さん
みなさんコメントありがとうございます。
それぞれ仰りたいことはよくわかります。
それらを踏まえたうえでエントリーを書こうと思いますので、少々お待ちください。