刺激的な時代の再来に備えて

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『マイコンBASICマガジン』初の読者向けトークイベント開催決定!

■日時
2015年11月8日(日曜)
14:00~18:00(13時開場予定)

■場所
アーツ千代田3331


見事なまでのおっさんホイホイなネタであります。

主に8bitPC世代にとっての『マイコンBASICマガジン(以下:ベーマガ)』というのは特別な思い入れのある雑誌でありますが、今の若い子にその頃の熱狂を言葉で説明するのは難しいと思っておりました。

近い例えをするならば、“初期のボーカロイドが初音ミクとなり、その表現がどんどん豊かになっていく興奮”と言えばなんとなくイメージできるでしょうか。


コンピュータデバイスの進化により「作ること」から「使うこと」に用途がシフトしていったことで、大抵の人は興味本位で1行のプログラムを組むことすら無くなってしまいました。

これが悪いと言いたいわけではありません。
当時に比べて今の世代は我々とは比較にならないほどのコンピュータの恩恵を受けられるのですから。


しかし我々の世代は、コンピュータの進化をリアルタイムで経験できたという誇りがあります。

それこそ微生物から恐竜、そして哺乳類への進化に匹敵する規模の進化がたかだか30年ほどの間に起こったわけです。

日々是パラダイムシフト。

刺激的な時代を生きた幸せを感じざるを得ません。

そしてベーマガというのは、その刺激的な時代に夢を抱きながら共に歩んできた、特別な存在だったりするわけです。


うるせーなおっさんと言うなかれ。

実はこの進化のプロセスを再び経験できる時代が訪れました。

Raspberry Pi』に代表される小型コンピュータの登場、そしてIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の時代が訪れたことで、思い付きのちょっとしたアイディアをカタチにすることができるようになりました。

これはモノクロモニタに1行の足し算プログラムを入力して、その結果が表示される衝撃の再来とも言えるでしょう。

なんだかわからないけど、コマンドを1つ入力することでLEDが点灯する。

この自分が与えた命令によって反応が返ってくるという体験は、モノづくりの原体験として幼少期の情操教育には欠かせないものだと確信しております。

我々の世代はそうしたことを親として子に教えられる立場であるということを喜び、積極的に活用すべきだと思うわけです。

3Dプリンタも身近になりました。

Makersムーブメントにより小ロットでも製造が可能な環境が整ってきました。

IoTによりインターネットを介したアイディアも実現可能です。

ハッカソンなどの開催により共に学び、作る機会も増えてきました。

あとは好奇心と学ぶ姿勢があれば、やれることは無限にあると言えるでしょう。


その意味で、ベーマガのイベントは単なる懐古趣味で楽しむのではなく、自分の錆びついた好奇心を磨き直し、再び訪れた刺激的な時代を楽しむためのきっかけ作りとすべきだと思うわけです。

ベーマガというのは、自分のアイディアとテクニックで何かを作り上げることを目的とした雑誌であったわけですから、その精神を受け止め、引き継いでいくことが大切だと思うのであります。





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