行くぞ!捨て身の金利0%キャンペーン!

peugeot_0per_campaign.png-large.png

5/15(金)~5/24(日)は『0% PEUGEOT SPECIAL 10 DAYS』ですよ!

金利はジャパネットが負担しますでお馴染みの、プジョーさん捨て身の0%金利キャンペーンが期間限定で行われます。

なんでこの時期のキャンペーンなのか?というと、ボーナス商戦と言われる6月期の登録に間に合わせるためにはこのタイミングで受注を稼いでおきたいという思惑がプジョーさん側にあるからなんですね。
(一般的に受注から登録、納車までは約1ヶ月が必要だから)


ただし。

そう、“ただし”が付くのです。

これは『プジョー・パスポート3年タイプ』での購入、つまり3年タイプの残価設定ローンを利用した場合に限られるわけですね。

5年タイプや通常のローンは適用外となりますので注意が必要です。

メーカーが残価設定ローンを推し進めてくるのはこういう理由があったりします。

VWの残価設定ローン戦略


昨今はクルマの買い方として月々の支払額を抑えるために残価設定ローンをメーカー側が強く推奨しておりまして、トヨタなど多くのメーカーで過半数以上の顧客が残価設定ローンを利用していたりします。

月々の支払いを安く抑えるとはいっても結局のところ金利は発生するわけで、いつもニコニコ現金払いをモットーとする当方としてはなんでこんなもんが流行するのかよくわかりませんが、ケータイなどでもお馴染みの、なんとなく月々の払いが安ければダラダラと払い続けてしまう消費者心理をうまく突いた戦略と言えるでしょう。

残価設定ローンを利用させるために戦略的な金利を設定するケースは上記のVWの例にもありましたが、プジョーさんはこれを0%でやりますよ、という話なのでそれなりにインパクトがあるわけです。
金利を低くすれば実質的な総支払額は抑えられることになり、その分値引きを得られたのと同じ効果となります。

で、金利とともに重要となる残価設定率の話ですが。
上記で例に出したVWの場合、VWヴァリアントの残価設定率は3年で40%を保証していましたが、プジョーさんはどうでしょうか?

5月12日現在の3年タイプの残価については据置金額で記載されております。

■プジョーパスポート3年タイプ残価一覧
車種残価(据置)残価率
208 Allure930,000円約42%
2008 Premium1,070,000円約41%
308 Premium1,180,000円約41%
3008 Premium1,460,000円約42%
5008 Premium1,370,000円約41%
508 Allure1,550,000円約42%
RCZ1,800,000円約42%
※ただし一定の走行条件、車両コンディションによる。

new308_zanka_loan_0percent.jpg

どのモデルも3年の残価率は41~42%となります。
つまり、

“3年経過した車両にも本体価格の40%以上の価値をメーカーが保証する”

ということですね。

プジョーとしては比較的高い残価率です。
実際の中古市場相場を考えるとこの率はちょっと高すぎる気もしますが、その差額分はプジョー側が負担する戦略なのでしょう。

40%を保証するのはアウディなどのプレミアムブランドと同等レベルです。
つまり、そういう価値を提供したいという取り組みなわけですね。


一方顧客の側からすると残価率(額)を保証するということは、3年経過した時点で発生する差額が確定していることを意味します。

従来の残価率非保証ローンの場合は3年経過した時点で車両の価値がどれぐらいかわからず、場合によっては残価率が大幅に下がることで想定以上に高い差額を支払わされることもありましたので、残価を保証するというのは消費者側にとっては買いやすいことになります。


つまり、今回の金利0%キャンペーンに関しては…

『3年で乗り換える人』
『3年後に残価を一括返済する人』

一番得をする仕組みになっております。

3年乗ってみたものの、さらに新しいクルマに乗り換えたいという決断をするのであればその時点で手放せば追加の費用は発生しません。

今後も乗り続けたいと思うのなら残価分を現金一括払いにしてしまえばトータルで一切金利が発生しないことになります。

もちろん再度ローンを組んで乗り続けることも出来ますが、その際の金利は優遇がほとんど無いので3%~5%ぐらいとなり、あまりお得感がありません。

この辺りをどう考えるかというところでしょうかね。


個人的には現金一括払いが出来る人でも、3年間お試し期間というつもりで今回の金利0%キャンペーンを使い、気に行ったのであれば残りを支払うというある意味保険を掛けるような買い方がいいんじゃないかと思います。


とは言っても車歴(保有年数)が長期化する傾向が強くなっている中で、3年でポンポンと新車に乗り換えられる人というのがある意味羨ましくもあります。

当方は307swに乗り続けて12年になりますが、余程のことがない限り買い替える気にならないほど気に行ってしまっているので、残価とか下取とかをぜんぜん意識しなくなってしまいました。

これはこれで困ったものでもあるのですが…


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック