2009年にひょんなことから手に入ったプジョーさんの自転車『Black & Silver SV』ですが、6年目の今もバリバリと通勤や休日の徘徊に役立てております。
フロントにサスペンションのあるクロスバイクという珍しい?スタイルのため、メンテにちょいと手間が掛かりますが、とてもいい自転車です。
今まで逆走高校生に突っ込まれてフロントホイールを、スポークが金属疲労で折れたのをきっかけにリアのホイールをそれぞれ交換しておりますが、それ以外は不意のパンク修理と定期的なメンテぐらいしかお金が掛かってないので、変にカスタマイズ欲求がなければ自転車というのは本当にコストパフォーマンスの良い趣味だという事がわかります。
で。
そうはいってもタイヤの疲労はそれなりに進んでおりましたので、GW期間を利用してタイヤの交換をしてみることにしました。
昔は自転車のパンク修理やタイヤの交換なんかは自分でやっていたんですが、クロスバイクとかその辺になるとタイヤの規格とかもずいぶん変わっているので、ヘタに自分でやらずにプロにお任せしてたんですが、さすがに少しぐらいは自分でちゃんとやろうということでタイヤの調達から交換までをやってみることにしました。
タイヤはロードバイクと違ってクロスバイクなので700x28Cのサイズだったので、それに適したものを探しました。
神保町にY'sロードがあるので昼飯ついでに覗いてみると、在庫しているタイヤはどれも700x23Cとロードバイク用の細いものしか置いてありません。
700x28Cってサイズはこの店では論外ということなのでしょう…
激しい疎外感を感じつつ店を出て、活路をネットに見出すことにしました。
今履いているのは後輪だけ溝の少ないスリックに近いタイヤで、スピードは出やすいんだけどグリップが弱く、一度落ち葉ですべって見事にひっくり返ったことがあります。
また耐久性に難があってもうボロボロだったりするので、買い替えるのは前後ともに耐久性がありつつ溝がちゃんとあってしっかりグリップするものを探してみることにしました。
とはいっても700x28Cのサイズで探すとそれほど選択肢は多くはなく、結局のところパナレーサーの『ツーキニスト』という定番中の定番に行きつきました。
なんちゅー名前だとは思いますが、目的に見事に合致しているのでそれでいいのです。
また、少し自転車のカラーリングにインパクトを付けたかったので、サイドにカラーのペイントが入っているところも気に入りました。
選んだ色はプジョーブルーにちなんで青をセレクト。
で、明日すぐに作業がしたかったのでアマゾン様とヨドバシ.comで到着の早いほうに注文しようと思ったんですが、アマゾン様の方が少し早く到着するようだったのでオーダーしたところ、一緒に注文したインナーチューブだけが先に到着し、タイヤは夜遅くに到着するというKONOZAMAをやらかしてくれました。
ダメだな、アマゾン…
配送業者が悪いんじゃなくて、荷物の個口を分けたアマゾンが悪い。
ってことで作業の為に確保していた一日はムダに終わってしまったのでありました。
翌日作業に取り掛かりましたが、フレームからタイヤを外し、新しいタイヤに付け替えるまでかなり慎重にやっても前後30分仕事でありました。
かなり空気圧を高めに入れることになるので何度もチェックしながらやりましたが、この辺の手間は昔の自転車とそう大して変わりませんですな。
『ツーキニスト』にはご丁寧にタイヤに指定空気圧の案内が日本語で「735kPaを守れ」と刻印されております。
これはありがたいですね。
今まで空気圧は適当にしていた部分もあるので、こうしてハッキリ書いてもらえると忘れた時に助かります。
こうしてブルーのアクセントが加わったわが愛車でありますが、近所をチェックのために試走しただけで本格デビューはお預けであります。
なぜならば、赤さんと戯れなければならないからです。
ちょっとスピードは出にくくなった感じはありますが、これだったら一日100kmぐらいのツーリングに行っても問題なさげであります。
自転車にはいい季節になりましたので、早くお出かけしてみたいですな。
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