毎年この時期になると既存オーナー救済のキャンペーンを実施するプジョーさんですが、昨年に引き続きタイミングベルトとウォーターポンプの交換キャンペーンが実施されます。
◆対象:2009年(平成21年)12月以前に新車登録された下記の正規輸入車両
1007 / 206 / 207 / 307 / 407
※308は対象外となります。
例えば206の場合、部品代が希望小売価格21,700円→16,275円に、5,425円もお得になります。
※206の3ドアモデルの場合。付随する消耗部品は通常価格になります。
価格はすべて税抜です。
期間は2月25日~4月30日まで。
プジョーさんとしては走行80,000kmごとの交換を推奨しているそうですが、ディーラーでは60,000kmぐらいで交換を勧めてきますね。
劣化を見極めた段階で交換すればいいんですが、必ずしもベルト類は劣化の判断が難しく、予防的措置という意味で早めに交換をするケースが多いわけです。
この辺、欧州車の一番いけないところですね。
ベルト類の交換は部品代より工賃のほうが圧倒的に高くつきますので、この程度だとお得感はあまりないかもしれませんが、それでもトータルで見て安くなるのであれば、交換を検討している人にとってはありがたいお話でしょう。
昨年の同キャンペーンとの違いは、対象車種が昨年は206/307だったところが、今年は1007/206/207/307/407が対象となりました。
例として出されている206の場合、部品の標準小売価格が21,700円⇒16,275円ということで5425円の割安感があります。
実はこれ、昨年のキャンペーンで案内されていた定価より25500円⇒21,700円と安くなっておりますので、そこからさらに値引きということで昨年よりも安くなっているということになりますね。
▲昨年のキャンペーン
再掲になりますが、当方の307swが2013年に当該個所を交換した際の費用(キャンペーン期間外)で掛かった費用は以下の通りでした。
交換工賃 52,500円
ベルト&テンション 18,000円
WATER PUMP 13,600円
ウォーターパイプOリング 100円
合計88,410円(消費税5%込)
このように工賃が非常に高くつきますので、その後数年間乗り続けるつもりであれば交換すればいいと思いますし、1~2年程度で乗り換えを検討しているのであれば、あえてやらないという選択もアリだと思います。
それにしても、207ってタイミングベルトじゃなくてチェーンだったよね?
実質的に交換不要と言えるほど長寿命が売りだった気がしますが、実際のところはどうなんでしょう?
けっこう交換事例があるような気がしないでもありませんが。
さて、最後になりますが私見として思ったことを少しだけ。
最近のプジョーさんはプレミアム路線への転換を図っており、既存オーナーはどちらかというと切り捨てる方向に動くのかな?と思っておりました。
特に206/307世代はプジョーの中でももっとも売れた車種ですので、乗り換えてくれないのであれば優遇する必要もないというのは一面では正しい見かたでもあるからです。
その意味で今年も既存オーナー救済キャンペーンをやるかどうか?今後のプジョーさんの方針が垣間見える要因になると見ておりましたが、対象車種を広げてキャンペーンを実施してきましたので一安心というところでありましょうか。
個人的には数年前に行ったジェネリックパーツキャンペーンの方がありがたかったんですがw
もう一回やりませんかね?
ブレーキパッドとかそろそろ変えようかとも思ってるんですけど。
そんなわけで、乗り続ける気満々のこちらからは以上です。
この記事へのコメント
207Style乗り
207でもStyle1.4ℓはタイミングベルトだと思います。
中古で買ったときにディーラーの方はタイミングベルトと言っていました。
来年の車検時に交換かな(年数的に)と思っていますが、車検が2月だから時期が微妙にずれているんですよね。
海鮮丼太郎
コメントいただきありがとうございます。
207StyleはTUシリーズですからタイミングベルトですね。
で、ちょっと思ったことがありエントリーを書かせていただきました。
http://kaisendon.seesaa.net/article/457560436.html