確定申告の受付が始まりました。
自営業でない方でも高額の医療費を支払っていたり住宅ローンの控除を受けられたりするサラリーマンの方などは、会社任せにせず自分で確定申告するケースもあるでしょう。
ってことで、以前にも書いたネタをアップデートして確定申告の攻略法をまとめておきます。
eTAXを利用してすべて電子申請で済ませる方法もありますが、ここでは正しい手順がわからない人向けに係員に相談しながら申請することを前提として記載します。
■準備
・近くの税務署の場所を確認する
・医療費控除の場合はA5ぐらいの封筒に領収書をまとめて入れる
・交通費も含めた合計額を予め計算してメモっておく
・住宅ローンの場合は金融機関から送られる残高証明と、役所から送られた控除申請用紙をセットで用意しておく
・生命保険や傷害保険などは種類別にまとめておく
■攻略法
税務署での相談しながらの手続きは、平日の9:15~17:00までとなっております。
有休を取って税務署に行くのが難しい人のために、何日かは休日にも受付が行われます。
例えば当方が利用する川崎北税務署は、
2月22日(日)
3月1日(日)
が休日開署日となっており、この日を狙って行けば休みを取らずに済みます。
ただし、書類を忘れたり必要な数字が調べられてなかったりすると一度家まで帰るハメに陥ります。
そうした失敗も考慮して、オススメの攻略方法は、
(1)最初の休日開署日に行く
(2)万が一不備があって当日再受付が無理なら2回目の休日開署日に行く
という方法です。
どちらも時間に余裕を持つのであれば朝早くに税務署に行った方がいいのですが、朝早くだと大行列になっていたりします。
しかし経験上、午後になると待ち時間ゼロで受付が可能なぐらいに空いてきますので、ミスで家に戻る必要が無いと自信があるのならば、14:00頃に税務署に行くのがオススメです。
(混雑状況は税務署のWEBページで公開していることもありますので要チェック)
初めての場合は何の書類がどこにあるかよくわからないこともあり、必要書類を忘れがちです。
それが家のどこにあるのかを探す時間を想定しても、休日2段階攻略法であればじゅうぶん余裕を持って申請することができます。
何度か経験を積んだ人は、事前にeTAXの画面で電子申請画面から実際に入力して、それを印刷して税務署の相談窓口に持ち込みましょう。
「これであってる?」って見せて、問題なければそれを見ながら税務署の端末で電子申請をやるという方法だとスムーズに済ませることができます。
これに慣れてしまえば次はいよいよ完全に電子申請で済ませ、税務署に足を運ばずとも済むようになります。
医療費控除と住宅ローン控除をあわせて申請するような場合は内容が複雑になりがちなので、税務署できちんと相談して間違いないかを確認してから申請することをオススメします。
■注意点
・税務署にクルマで行かないこと
(特に休日は大混雑します。自転車が超オススメ。)
・締め切りギリギリに行かないこと
・必要と思う書類は必ず事前にコピーを取っておくこと
では、健闘を祈る。
こちらからは以上です。
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