ラブとドライブは、ちょっと似ている。
ただいまボルボ・スペシャルサイトでは、バレンタイン限定コンテンツを公開中。
彼女を想う彼と、ドライバーを想うボルボの、ちょっと似ている関係性とは?
また、デビューしたばかりのボルボ V40を、抽選で1名様にプレゼント。
ぜひこの機会にご応募ください。
最初に言っておくと、当方はラブとドライブはちっとも似ているとは思いません。
さて。
ボルボさんの話です。
“ぶつからないクルマ”という称号をスバルと共に獲得した感のあるボルボでありますが、V40の爆発的なヒットもひと段落してしまいました。
この辺りの話は先日のエントリーでも書きましたね。
販売が前年割れしている状況で、今後日本市場でボルボ車の販売をどのように伸ばしていくのか?という壁にぶち当たっている感がありますね。
これはヒットの出たブランドが誰でも直面する課題であります。
従来の路線を強化するのか?
異なる領域を開拓するのか?
あるいはその両方か?
戦略は様々ではありますが、ボルボさんがどうやらその辺りの可能性を模索しているようであります。
ボルボのイメージというと…
質実剛健。
安全性が高い。
先進技術を積極的に搭載。
特定方面のステータス。
そして、犬。
乱暴ですが、こんな感じでしょうか。
特にV40で注目された各種の先進安全装備がそのイメージをより強固にした感があります。
最後の『犬』というのは、ボルボのワゴンに犬を載せて出掛けるライフスタイルが持て囃されたことがあり、そのイメージを未だに引きずっております。
大型犬とか高そうな犬を載せていること多いため、特定方面(医師や大学教授など)のステータスを獲得している、とまぁこんな感じです。
厳密な意味ではなく、あくまでイメージというところですよ。
で、ある程度そちらの市場を刈りつくした感があるためか、新たな領域を開拓しようと妙なキャンペーンを始めました。
それが上記のバレンタインスペシャルサイトです。
大事な人は安全なクルマに乗せたい、または乗って欲しいというメッセージはわからなくもありません。
ただ、ちょっと強引な感じも受けますね。
ちょっと肩に力が入っているというか、こういうことに慣れてない感というか。
ボルボさんというと、かつてオシャレ方面に色気を出して、トホホなことがありました。
何度でも繰り返しますが、一連のせつないボルボさんのお話であります。
せつないボルボさん
諦めの悪いボルボさん
その後のせつないボルボさん
続・その後のせつないボルボさん
あの頃に比べれば洗練されてますし、何よりクルマ自体に妙なラッピングをするということではありませんので、あくまで興味を持ってもらうためのフックとして、こういった取り組みをしてみたというところでしょうか。
モーターショー出展を止め、異なる方法でのプロモーション展開をしていくという方針のボルボさんですから、そうした流れの一環なのかもしれません。
それともうひとつ。
今後の方向性を模索する動きとして、ボルボのメルマガ登録者に対してライフスタイルアンケートを実施しておりました。
質問内容は大雑把にまとめると…
(1)現在乗っている車種
(2)使用頻度
(3)趣味
(4)ボルボのイメージ
(5)飼っているペット
と大きく分けると5つの項目についてヒアリングをしております。
(1)と(2)についてはどのメーカーのアンケートでも同様の事を聞かれますので特に感想はないのですが、注目すべきは(3)以降ですね。
(3)については複数選択可で一通りの趣味の中から選び、その中で最も優先順位の高いものを1つ選びます。
そして、『趣味がクルマ選びに影響するか?』という設問があることから、ボルボが何を知りたがっているのかがなんとなく透けて見えますね。
そして(4)でボルボのイメージを調査しています。
選択肢は以下の通り。
・丈夫で長く乗れる
・安全性が高い
・修理・サービス費が高価である
・ステータスが高い
・高級感がある
・品質が優れている
・自慢できる
・満足感が高い
・価格が高い
・デザインが良い
・インテリアが優れている
・性能が優れている
・先進的なテクノロジーがある
・乗り心地が良い
・環境への配慮がある
・操作が容易である
・現代的である
・トラブルが少ない
・革新的である
・販売スタッフの対応が良い
・整備スタッフの対応が早い
・自分の家族に適している
・社会との繋がりを感じられる
・周りの人から好感を持たれる
・燃費が良い
・この中にはない
複数選択可で、その中で一番強いイメージはどれか?を尋ねられます。
これは冒頭で書いたようにメルマガに登録しているような人がボルボにどのようなイメージを持っているかを明らかにしようとする試みですね。
そして極めつけが(5)です。
犬や猫、その他哺乳類やそれ以外を何匹飼ってるか?なんて設問をクルマメーカーのアンケートで詳細に聞かれたのは初めてな気がします。
で、その次に「あなたが飼っている犬の種類をお答えください。」という設問の選択肢が圧巻です。
「プードル」「チワワ」「ミニチュア・ダックスフンド」「ポメラニアン」「ヨークシャー・テリア」「パピヨン」「シー・ズー」「ブルドッグ」「柴犬」「シュナウザー」「マルチーズ」「コーギー」「パグ」「ミニチュア・ピンャー」「ラブラドール・レトリバー」「キャバリア・キングチャールズ・スパニエル」「ゴールデン・レトリバー」「ジャック・ラッセル・テリア」「ビーグル」「ボーダー・コリー」「ペキニーズ」「ミックス犬(チワプー・マルプー等)」「その他小型犬」「その他中型犬」「その他大型犬」…
その数25種類。
犬の種類ってこんなにあるのか!と思わせるほど詳細に回答を迫ってきます。
そして趣味の設問と同じように『自動車を選ぶ際にペットがどの程度影響するか?』を問われます。
やはりボルボさんの中の人たちも、ボルボとペット(特に犬)との組み合わせにある程度の活路を見出そうとしている感じが見て取れます。
巷のイメージと実態が果たしてどれぐらい合致しているのか?
その辺りを見極めたうえで、自社のイメージを強化するようなプロモーションを仕掛けてくるような気がいたします。
冒頭の繰り返しになりますが、これからの道を模索する場合の選択肢として、
従来の路線を強化するのか?
異なる領域を開拓するのか?
あるいはその両方か?
があるわけですが、どうやらボルボさんはこうして消費者の動向を分析して従来の路線の強化を図りつつ、おっかなびっくりな感じで異なる領域の開拓をしていくのかなぁ、などと感じましたとさ。
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