ル・パルナスが破産?いやいやしてないよ。



『車を諦めきれないブログ』でお馴染みの、通好みの並行輸入車を販売してたル・パルナスが破産宣告を受けたらしい、というお話が流れて割と騒然となりました。

株式会社ル・パルナス(東京都世田谷区)破産手続き開始

JBR以外のソースが無く、またル・パルナスのBLOGもツイッターも何事も無かったように更新しているため、どうなっとんねん?とか思っていろいろ調べていたら、こんなツイートが当事者よりありました。

ということで、以前の業務主体であった会社を清算したということであり、現在の体制とは関係ないということのようですね。

株式会社ル・パルナスのWEBページの特商法の表記を見ると、現在の住所は渋谷区千駄ヶ谷になっているんですね。

それに対して上記の破産宣告の記事の住所は世田谷区砧(三本杉陸橋の交差点のところ)になっておりますので、何らかの事情で事業譲渡が行われて旧法人を清算したということなのでしょう。

そういえば、ずいぶん前にこの場所にあったオフィスは無人となってどこかに移転したのかな?と前を通りがかって思ったものでした。

ル・パルナスのビジネスは注文した並行輸入車の代金を全額先払いで支払うことが条件となっているため、もし現在のル・パルナスが破産がだったとしたら車両を受け取れない人も出かねないということでちょっと気になっておりましたが、どうやら大丈夫のようです。


実は、輸入車の楽しみ方の一つとして、インポーターが正規に輸入していないモデルを好みに応じて輸入代行を生業とする並行輸入業者について、BLOGで書こうかといろいろ調べていたところでした。

特にシトロエンやVW、フィアットやランドローバーのディーゼル仕様やMT仕様など、顧客の要望に応じたスペックで輸入を代行してくれる業者というのは、本当のクルマ好き、しかもある程度お金に余裕のある層にとっては、ル・パルナスという会社は非常にありがたい存在です。

しかし、輸入車というだけでもある程度のハードルがあるというのに、並行輸入車ってどうなのよ?という人も多いと思います。

家電製品の並行輸入と違って、クルマは点検整備が欠かせないため、買った後に面倒を見てくれるお店が無ければとても困ることになります。

そのあたり、例えば関西のYM WORKSなどは並行輸入した車両は自社でメンテナンスできる体制を取っておりますが、ル・パルナスは世田谷区と足立区にサービス工場を構え、それ以外の地域では提携しているディーラーや整備工場を紹介してくれるということです。

保証に関しては、輸入元の国で登録した際にワールドワイドワランティ(全世界適用の保証制度)が適用されるため、それに準じた保証を国内でも受けられるとしています。

このあたりが非常にグレーなところでありまして、例えば並行輸入車のシトロエンを、日本のシトロエン正規ディーラーが整備を引き受けてくれるのか?というと必ずしもそうではないようであります。

何ヶ所かのディーラーで聞いてみたことがあるのですが、言葉を濁してハッキリしたところまで聞き出せませんでしたが、そもそも正規ディーラーはあくまで正規輸入車の面倒を見ることが前提であって並行の面倒を見る理由が無い、的なことを言うところもありました。

とはいえ客商売であり、点検整備はお金にもなりますので100%拒否しているわけでもないようです。

他ブランドでの話ですが、当方も実際に正規ではない車種の修理を某公式ディーラーでやってもらったことがあります。

建前ではそうした対応はしないということですが、並行業者とのつながりでそうした仕事を融通し合っている部分というのもあるようですね。

ですので、あまりこのあたりのことをやるとかやらないとかハッキリしてしまうといろいろと都合の悪い部分もあるようで、関係者だけの間での秘密になっていたりすることもあるのでしょう。

並行輸入車を扱うにおいて、こうした人脈や輸入販売のノウハウなどは経験がモノを言う部分もあるので、価格と敷居が高いと言われるル・パルナスも、そのノウハウに対する対価だと考えられるのであれば、利用する価値もあるのではないでしょうか。

もちろん並行輸入業者は他にもたくさんありますが、最近は専用のテスターが無ければ整備が出来ないといったことも増えてきましたので、確実に整備ができる拠点を紹介してもらうことも含めて、並行輸入車を買う際の業者選びをしたいものですね。


それにしても、並行輸入で、たとえ整備が受けられなくなっても簡単に手放して次のクルマが買えるぐらいの、余裕のある暮らしがしてみたいですねぇ。


この記事へのコメント

  • やばいね。

    本当にやばいですね。
    2018年10月31日 07:49

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