円安でVWがさっさと値上げですよ




勝ち組はさっさと値上です。

平均すると1.6%、しかし戦略車種であるup!とザ・ビートル他一部の車種はお値段据え置きとなっております。
多少温度感を持たせたというところでしょうかね。


装備内容からするとお買い得感の高いお値段で登場したゴルフ7も、なんだかんだとじりじりと値段を上げ続けてきましたがそれなりに好調に売れております。

その他VWブランドも、戦略的に価格を据え置くモデルもあるものの、総じて小幅ながら値段を上げる傾向にありまして、この辺りは市場をコントロールできる立場の会社は強いねぇ、という思いを強くするわけです。

で、消費増税における値上げというトピックがひと段落したところで、今度は大幅な円安に伴う値上げであります。

為替予約や長期的な輸入プランによって、実際のところはまだまだこの程度の円安を吸収できる体力はじゅうぶんにあるわけですが、何事にも口実というのは必要であります。

超円高ではさして値下げの施策もとらず、上げるときはあっさり値上げする姿勢は、昔から改まる気配はありません。
そういうものだと考えるしかないでしょうね。

そんなわけで輸入車を持つには条件が悪くなるような事象が続いておりますが、幸いにして原油価格の政略的下落によって、一般庶民感情においてガソリン価格の下落は歓迎すべき点ではあると思います。

軽自動車に関する税金も値上げされ、エコカー減税に関しても大幅な見直しが進むなどする状況にあって、果たしてクルマはいつ買うべきなのか?

特に輸入車においてエコカー減税に対応してきたVWに関してはその部分に敏感になる向きも多かろうと思います。

しかし、先進安全装備やテレマティクス関連の真価が著しい状況にあって、どうも

「今は買うな、時期が悪い。」

という2ちゃんねるのコピペを思い浮かべずにはいられません。

度を過ぎて慎重すぎるのもアレですが。


ひとつの目安として、3月の期末商戦が一つの大きな山場と考えてよろしいかと思います。

VWに関しては国内の販売を倍増させるというコミットメントを出している以上、何がなんでも販売を伸ばしたいタイミングです。

それと4月以降の減税がどのようになるかハッキリしない状況にあって、それを口実に見込み客の刈り取りを進めてくることでしょう。

1月から値上げにはなりますが、その分を上回る好条件が提示されることは間違いないため、割と具体的にVW車を検討している人は期末商戦で決断してもいいタイミングかと思います。

ちなみに登録のスケジュールから逆算すると、2月初旬から動き始めて遅くても3月第一週ぐらいまでには決めるぐらいのスケジュール感で動くとよろしいかと思います。


じゃ、そういうことで。


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