J SPORTSのダカールラリー中継が楽しみ

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ダカール・ラリー2015
全ステージハイライトに加え、プレスカー「J SPORTS号」登場で日本車・日本メーカー情報満載の映像を連日放送

最近のJ SPORTSは気合が入っている。

モータースポーツに関する番組は地上波ではほとんど放映されなくなり、現在はCS、特にJ SPORTS系列がほとんどのジャンルをカバーしている。

本当に楽しみたい番組はお金を払って観る時代が来たとも言えるわけだが、確かにモータースポーツ関連の番組はだんだんと認知度と支持を広げてきつつある。

そんな中で毎年1月に開催される南米のダカールラリーについては日本勢がTLC(ランドクルーザー)、HINO TEAM SUGAWARA(日野レンジャー)、Team HRC(CRF450 RALLY)という日本人およびホンダバイクのワークスチームという話題性があることから、ここ最近は中継に力を入れている。

そして2015年のダカールラリーに関しては、従来の現地からオフィシャルで配信される映像に加えて日本勢の映像を用意するために、独自のプレスカー「J SPORTS号」を用意して中継に臨むというのだからその気合の入り方はかなりのものだ。

それだけ日本勢の活躍する場面がありそうだという見込みと、そうすることでより多くの視聴者(加入者)を増やせるだろうという目論見があるのだろう。


「J SPORTS号」はホンダとのコラボレーションにより米国市場向けの車種であるリッジラインが採用されている。

ホンダは4輪部門としてラリーにワークス参戦することはなく、CR-Vなどなんちゃって4WDのイメージもあって悪路走破性に関してはあまり優れたイメージは持たれていないものの、リッジラインやMDXなどは意外と南米の山奥など信じられないような悪路でも日常的に使われていたりして、実は意外と支持する者も多い。

そのリッジラインをプレスカーとして使うのはおもしろい取り組みだと思う。

しかし、せっかくこういったコラボレーションをするんだからホンダ自身もプレスリリース出てアピールすりゃいいのにと思ったが、ホンダのプレスページには今回の件については特に発表がない。

こうしたファンを増やすフック(きっかけ)になるようなチャンスがありながら、どうして有効利用しないんだろう?

(今のところ)ホンダとして4輪車でラリーに参戦することは無いとはいえ、こうして中継にスポンサードする姿勢を見せるだけでも、ラリーファンにとっては嬉しいものだったりする。
そういうところから少しずつホンダファンというのが作られていくのだが…

ホンダの広報戦略がますますもって理解できない。


まぁホンダとしては2輪のワークスチームであるTeam HRCの活躍に広報リソースを割きたいということなんだろうが、とにかく個人的にはダカールで日本勢が活躍している映像をもっとたくさん見たいと思っているので、こうしたJ SPORTSの取り組みと、それをスポンサードしてくれたホンダには感謝したいと思う。

当BLOGで取り上げることで、多少なりともホンダの取り組みが知られて、支持者が増えてくれることを願って止まない。

そしてダカール2015の現地映像で、日本勢が活躍している映像を楽しみにしたいと思う。

ダカールラリーは現地時間で2015年1月4日~1月17日まで。

J-SPORTS号に関する動向は公式ツイッターアカウントをチェックするとおもしろいだろう。


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