テスラを欲しがる人々は誰だ?



テスラの話が続いて恐縮だが、前回補足で書いたとおり本日からモデルSの国内納車がスタートということで本日青山のショウルームで納車パーティーが開かれるらしい。

それを前にしてテスラ・モータースのCEOであるイーロン・マスクが来日して国内観光をしていたらしい。
上記はイーロン・マスクのツイートだが、歌舞伎町のラーメン二郎の様子だ。

実際に本人が訪ねて二郎を食したかどうかははっきりしないが、同時刻に外人が来て二郎を食っていったことは確かだそうだ。

で、注目したいのがこのツイートに対する反応だ。


テスラは誰が欲しがるのか?

先日ふとした疑問を抱いた。

青山にショウルームを設け、テスラ・ロードスターを販売開始してからそれなりの日数が経過している。
その割にJAIAの毎月発表する月次販売台数実績にテスラの数字が挙がってこなかった。

販売が0台ということはありえないので、恐らくは「Others」のところでその他のブランドとまとめて集計されていたのであろうと推測されるが、それが8月の発表分よりテスラの項目が出来て4台登録されたことが明らかになった。

1000万円の高級EVとなると購入者は富裕層に限定されるが、その割に登録される台数が少ないという印象だ。
フェラーリが月間30台以上販売され、アストンマーチン、ベントレー、ランボルギーニでさえ月間15台近く売れている。

まだまだ日本にはクルマで道楽のできる富裕層はたくさんいるわけだ。

その割にテスラの販売台数が少ないのはどうしてなのか?

当方としては、テスラというブランドはIT系もしくはグローバルビジネスに従事している意識高い系のクルマ好きがターゲットだと見ていた。
(前回も例に出したが、クロサカタツヤ氏のような人物のことだ)

どうやらその読みはある程度当たっているようだ。

上記のイーロン・マスクの二郎の画像にLINEの田端信太郎氏やgumiの国光宏尚氏などが反応している。

他にも嬉々としてコメントやRTをしている人物を追いかけてみると、やはりテスラの支持層というのはこの辺の人々だということがわかる。

もちろんだからといって彼らが皆テスラを買うわけではないが、イーロン・マスクの支持者であるということは潜在的な顧客でもあるということだ。

恐らく彼らがビジネスでひと山当てたとしたら、間違いなくテスラのクルマは購入の選択肢に入ってくるはずだ。
従来のフェラーリやベントレーやブガッティといった路線とは違った、別の意味でのステイタス(=テスラ・モータースという企業に対するリスペクト)を見出しているだろうから。


今日から納車が始まるということなので、生産体制さえ整えば意外と日本でも台数が売れるかもしれない。


ところで、イーロン・マスクのご一行、土曜日原宿にも来てなかった?
当方が3回目となる自転車による山手線一周ゲームをやってる最中に原宿の交差点のところで明らかに外人おもてなしって感じのクルマが止まって中からソレっぽいのが出てきたのをチラリと見かけたんだけど。

どうでもいいですね、ハイ。


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