【追記あり】Teslaが8月に4台売れたらしい


なんてことを書いていたら、JAIAが発表した8月の輸入車販売実績にTeslaの数字が単独で出るようになりました。
「Tesla」というのはご存知の通りアメリカのEV専業メーカーでありまして、初の市販モデルとしてロータスをEVに改造した「ロードスター」を発売し、その後完全オリジナルとなる「モデルS」を発売。
他のメーカーが破たんや規模縮小する中、唯一といってもいいEV勝ち組として事業の拡大を進めています。

ってな感じでありまして、道楽者に商品の魅力が響いていないという感じになっております。
これが集計上の問題で、今後毎月4台ずつぐらい登録され続けていくのであれば、むしろよく売れているという評価になるのですが、現状で出ている数字から断定はできませんね。

一応可能性だけ書いておくと、JAIAの発表するブランド別の数字には、そこに含まれない「Others」という項目がありますので、今まではそこに含まれていて実態が見えなかった可能性があります。


でも、あれだけメディアを騒がせ、一部の意識高い系の人々(上記したようにクロサカタツヤ氏など)からは“欲しい”という声がけっこう聞かれただけに、注残がまだまだ残っているのかは不明ですが、ロードスターの販売を終了して新型の「モデルX」は来年の発売に向けて予約を受け付けている現状においては、売れるものがモデルSだけということもあり、ニーズとしてはこんなもんだという気もしないでもありませんね。

ところでBMWのi3は何台売れたんでしょう?こっちも気になるところです。

[追記]
と思っていたら、モデルSの納車は9月9日からだったんですね。


このバカな記事内容はどうでもいいとして、興味深いのは正規ではなく個人輸入したオーナーがいるという話ですね。
並行輸入業者を使ったのだとは思われますが、通常の納期が1年近い状況にあって誰よりも先に乗りたいという意識の高い富裕層であれば、割高でメンテナンスのリスクがあったとしても手に入れたいという気になるのはわからないでもありません。

ひょっとすると、8月に登録された4台というのはこうしたものがカウントされているのかもしれませんね。

いずれにしても、8日から正規に納車が始まるのであれば、来月発表される数字で日本市場におけるポテンシャルがわかります。
楽しみですね。



この記事へのコメント


この記事へのトラックバック