バイク用ETCの助成が8/1にスタート


国を挙げての自動車に対するETC車載器のキャンペーンを横目で見ながら、バイクのETC車載器はほとんど助成を受けられず、また車載器も防水加工が必要なため、自動車用に比べると非常に高いものとなっていた。

ETCでの割引施策が行われる度に、バイクだけが不利益を被る状況が続いていた。

この状況を改善すべく、ETCがスタートした頃から多くのバイカー達が不満の声を挙げていたが、それらを集約して陳情するという動きまでなかなか結びつかなかったというのが実情だ。

そう、助成を得るためには政治家を動かさねばならないわけだが、バイクに理解のある政治家を集めるところから始めなければならかなったからだ。

対抗手段として、バイクの高速料金が軽自動車と同じであったことを逆手にとって、軽自動車用にセットアップしたETC車載器をバイクに搭載し、それでETC割引を受けるという、いわゆる「自主運用」という方法が流行した。

規定上は違反だが罰則はなく、正規の通行料金を払っているためこれが取り締まられるようなことはなかった。

当方も軽自動車用のETC車載器をシガーソケットから電源が取れるように改造し、自主運用として使っていた。

とはいえ、バイク用のETC車載器を取り付けた方が何かと安心できるのは間違いない。

しかし、バイク用のETC車載器は上記した通り価格が高かった。
本体と取り付け工賃などを含めると4万円近くになってしまい、ほんの一時期助成制度があったものの、それでもまだハードルは高いままだった。

自主運用で入手した自動車用ETC車載器は、諸費用含めても8,000円ほどで調達できたので、それで困らないうちは4万も出す気になれなかったというのが正直なところだ。

そして何年かの年月が経ち、政権交代によりバイク議連が動き出し、政府にバイク用ETCの助成を働きかける動きが始まった。

今年の春ごろの話だ。

その議連の中に、三原じゅん子議員がいたこともあり、よくニュースで取り上げられたりした。


三原じゅん子がバイクの免許を持ってなかったというのは驚いたが。


こうした働きかけにより、バイクのETCユニットを新規に購入した場合、ETCマイレージが15,000円分還元されるという、間接的な助成が決まった。


申込期間:2014年8月1日(金)~2015年1月30日(金)
募集台数:全国先着50,000台限定
※申込期間内でも50,000台に到達次第、締切りとさせていただきます。
助成金額:ETCマイレージ還元額15,000円(無料通行分)
申込手続:対象店舗で二輪車ETC車載器購入助成申込書にETCカードナンバーなど必要事項を記入し、二輪車ETC車載器を新規に購入し、セットアップ・取付けをおこなってください。

そして、バイク用のETC車載器も当初に比べると安く、そしてバリエーションが増えた。

ETC_unit.jpg
※価格はいずれも税別


以前は安価なタイプとしては本体とアンテナ一体型のJRM-012しかなかったのだが、最近になって本体とアンテナの分離型のユニットで19,000円という価格を実現したのがMSC-BE51だ。

これであれば、

ETC本体:19,000円(税別)
セットアップ料金:2,500円(税別)
取り付け工賃:バイクのタイプによって変動

となるわけで、サンプルとして当方の乗っているネイキッドタイプのホーネットへの取り付けの場合は、税込合計で3万円程度となる。


支払いは満額必要になるが、後日ETCカードへ助成分のマイレージが15,000円分チャージされることになり、実質的に1,5000円程で導入できることになる。

しかも本体とアンテナの分離型であれば、一体型のようにハンドル付近に設置せずとも、本体だけシートの下に隠して取り付けることができるようになり、日常の盗難やイタズラのリスクも減らせる。

jrm-12.jpg

jrm-11.jpg


限定台数が5万台ということなので、比較的早く枠が埋まってしまう可能性もある。
バイク乗りは今回の機会をうまく使って安くETCを導入してみるのもいいだろう。

それにしても…
ETC割引の大半が終了してしまい、しかも夏休み中盤からの受付とか、狙ってやってるのかこの野郎とか思わなくもない。

当方は馴染みのバイク屋ですでに予約済み。
けっこう前人気は高いそうだ。


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