に関する考察のつづき。
プジョー&シトロエンの日本法人が、オーナー(および一般客)との交流を目的としたイベントを久しぶりに開催した。
■なぜ会場が増上寺?
DS Dayに関しては以下のように説明されている。
DS DAYとは
シトロエンがグローバルで展開しているイベントで、2011年にパリで初開催、DSオーナーのためのミーティングやニューモデルの試乗などを通してDS Lineを体感する"一日"を提供するイベントです。今回日本では初開催を迎え、その開場には日本有数の大寺院、増上寺が選ばれました。
※どうでもいいが、案内の中で"DS DAY"と"DS Day"が混在している。こういうのは恥ずかしいから統一してくれ。当BLOGでは“DS Day”と表記する。
会場は、他のメーカーのイベントが郊外の観光地やサーキットなどを選んでいるのに対して、東京タワーの足元である港区の浄土宗大本山 増上寺が選ばれている。
都市部に多い高級ブランド所有者が集まりやすく、またイベントの目玉でもある交通祈願の祈願が出来る場所としての利便性を優先したものだろう。
それに加えて増上寺という日本古来の建築と、その背後にそびえる東京タワーというロケーションは、写真に撮ると日本らしい光景の絵が撮れる。
つまり、会場の選定については「日本で開催されたDSのイベント」というわかりやすい絵によって海外にもアピールしやすい場所という要素が多分に含まれていることは想像に難くない。
(次回は富士山と松の景色が映える三保の松原あたりで開催するのがいいんじゃないだろうか)
そうした事情があったためか、DS Dayの定義におけるニューモデルについては展示のみで体験試乗といったことは行われなかった。
■DS Lineオーナー限定交通安全祈願
今回のイベントが増上寺で行われた理由は上記の都合があったと推測されるが、参加者側のメリットとしては、自動車の交通安全祈願を受けられるという企画だろう。
DS Lineのオーナー限定で先着50台100名が、境内の駐車場に愛車を停め、本堂内で一緒に祈願をするという内容だった。
AM7:00から境内駐車場が開場し、割と短い時間で定員に達してしまったそうだ。
当方がAM8:00ちょっと前に到着した時は、隣接する品川プリンスホテルの駐車場へと誘導されたが、そちらにもかなりの数のシトロエンやその他ブランドのクルマが駐車していた。
8:15より本堂内で祈願が始まったが、その模様を一般参加者も見学することができた。
多くのメディアが取材に来ていたので記事としていろんなところに出ているだろうが、こちらもスナップを何枚か。
祈願が終わって住職がサービストーク満載の挨拶をして微妙な雰囲気が漂う中、PCJの上野社長のご挨拶。
冒頭にこのイベントが「6月発売の新車発表会を開催できて…」みたいな言い方をしたのが気になった。
今日はあくまで「DS Day」というオーナーとの交流を図るミーティングなのであって、新車の発表というのはイベントの一環に過ぎないはずなのに、上野社長の中では新車発表の方がメインという考え方なんだろうか?
他にも何か説明していたが、どうにも話が上手くない。
もっと気軽に語りかけるような挨拶で良かったんじゃないかと思う。
イベント慣れしてないと、こういうことになるんだよねぇ…
つづく
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