永瀬麗子39歳、深見藍35歳。ということはリッジレーサー20周年。


時の流れとは残酷なもので、かつてこんなエントリーを書いて笑ってましたが、あれからもう9年も経ちました。

若さとは違う何かの色気で発揮するお年頃ではありますが、最近その姿をお見かけすることもありませんね。

そんなわけで永瀬麗子が39歳ということは、リッジレーサーが20周年だということです。
本題はこちらなのですが。

かつてゲームセンターおよびナムコが最も輝いていた90年代半ばに登場した、レースゲームの常識を覆すような傑作であったリッジレーサーシリーズ。

そのグラフィックもさることながら、世界で初めてレースゲームのBGMにバカテクノを持ち込んだことで、ゲームミュージックとしても盛り上がりを見せ、後に走り屋=ユーロビートの図式を作ったパイオニアでもあるわけです。

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マツダのロードスターの実車を使ったこんな豪勢なバージョンもあったりして、いかにこのゲームが世の中に与えたインパクトが大きいものだったかを感じさせます。

その後リッジレーサーはナムコを代表するソフトとして、アーケードでは「2」「RaveRacer」へと進化し、それと並行して初代PlayStationのローンチタイトルとして抜群の存在感を発揮、以降続編と共に新型ハードが出るとそのローンチで高い技術力を誇示するタイトルとして君臨し続けました。

しかし、ゲーム内容のマンネリ化に伴いセールスは下降気味となり、PSP用のリッジレーサーズ2においては、ゲーム内容が前作の焼き直しで新鮮味が無かったので、初回限定盤にリミックスCDを付けることで売り上げを伸ばそうという姑息な手段を取るなど、もはや最盛期の輝きは失われつつありました。 

以降“ローンチレーサー”などと揶揄され、セールスにおいてもNintendo3DS版が35000本、PS Vita版が25000本程度という散々な状況にまで衰退してしまいました。

そして次世代ハードとして登場したPLAYSTATION4のソフトラインナップに、その名前はありませんでした。
もはやリッジレーサーというブランド力は地に落ちたといっても過言ではありません。

で、バンダイナムコも20周年として何か積極的なことをやるわけでもなく、スマートフォン用に「Ridge Racer Slipstream」 をリリースしましたが、評判はあまり芳しくありません。

そんなリッジレーサーではありますが、元ナムコのサウンドチームでリッジレーサーの主要曲のコンポーザーだった細江慎治氏が独立して立ち上げたスウィープレーベルにて、記念のアルバムがリリースされました。



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▲見よ、これが39歳の後ろ姿だ!…くどいって。

一般のCDショップでも購入できますが、スウィープレーベルの直販サイトで購入すると、特典としてもう一枚extra discがおまけで付いてくるので、よく訓練されたリッジサウンドマニアは直販サイトで買うしかありません。

そして、ゲームが盛り上がらないんだったらせめてサウンドだけでも…ということでCDのリリースを記念して、2014年6月15日に



が開催されることが決まりました。
いいですね、こういうのは。

よーし、パパ久しぶりにクラブ行って踊りまくっちゃうぞー

などとウォーミングアップに精を出す今日この頃であります。

もうゲームとしてのリッジレーサーに期待するものはありませんが、せめてサウンドだけは長く愛され続けるものであって欲しいと切に願う次第であります。


ちなみに。
女性の年齢を晒し上げるような無粋なマネは好きではないのですが。

カーライフ・エッセイストとして活躍している永遠の28歳こと吉田由美嬢。

以前イベントでお会いしたことありますが、生で見てもすげー美人なんですよね。

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で、おいくつかと思ったら…

47歳。

まさか年上だとは思いもしなかった。
ある意味妖怪みたいな人であります。

どうでもいいですね。
すいません。


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