WindowsXPのサポート終了&消費増税前の駆け込み需要で久しぶりにPC市場が盛り上がりを見せる今日この頃。
我が家でも嫁用のPCが6年前に自作したWindowsXPマシンということで、さすがに刷新の必要性が出てきた。
もう一つ、実家で使ってるマシンも同じく5年ほど前に自作で組んだWindowsXPマシンで、パフォーマンス的にもあまり使い勝手が良くなかったこともあり、こちらも刷新の必要性が出てきた。
それに加えて俺用メインで使っているDELLのInspiron1720が年末から不具合を多発するようになり、メインで使うにはさすがに厳しい状況になってきたため買い替えの必要性が出てきた。
一気に3台分のPCを買い替える余裕はないので、手持ちのコマをうまくやりくりできないか?というを考えてみた。
ネットとメールとデジカメ写真を取り込むぐらいの用途にしか使っていない実家用。
ネットとメールとそこそこのソフトしか使ってない嫁用。
壊れかけているが原稿書きとか高解像度を活かしたアプリを使うぐらいだったら動きそうな俺用メイン。
だったらそれらに部分的に手を入れて、お下がりで役割をシフトさせればまだまだ使い物になるのではないか?という読みがあった。
そこで考えたのがこのプランだ。
とはいえ、お下がりといってもそれなりに使い物になることが前提だ。
しかし、6年前のPCでもそれなりにチューンナップすれば使い物になるという目論見が実はある。
ポイントは以下の通り。
(1)ボトルネックはHDD(2)欠点を潰して全体のバランスを整える(3)枯れた技術は安い(4)不慣れな者にはWindows8.1
WindowsXPマシンの不満として多く語られるのは、電源ONから使えるようになるまでの起動時間の長さや、アプリを立ち上げると異様に待たされるといった、動作レスポンスに関するものが圧倒的に多い。
この原因の最たるものとして、一番のボトルネックになっているのはHDDのアクセスだ。
いくら速いCPUや大容量のメモリを積んでいても、物理的にヘッドが動いてディスクからデータを読み込む動作をするHDDはどうしてもレスポンスの面で劣ってしまう。
結果として全体バランスの足を引っ張ることになる。
だったらここを手当てしてやることで全体のバランスを整えてやればいい。
そこで登場するのがSSD(Solid State Drive:半導体素子メモリを用いたストレージ)だ。
詳細は後述するが、SSDは半導体で構成されているため物理的にヘッドやディスクの回転といった動作が無い分高速に読み書きができる。
これをシステムドライブに使うことで、PCのレスポンスは劇的に改善する。
SSDは半導体の塊なので、価格はどうしても高くなってしまう。
ここの投資は仕方がない。
しかし、6年前のマシンに対応したCPUやメモリというのは、当時に比べてかなり価格は下がっている。
特にCPUはその傾向が顕著だ。
当時最新のCPUだったCore2Duoは、新品で買ったら3万円ぐらいしたが、今だったら程度のいい中古品でも3000円ほどで手に入る。
メモリについても以前の規格品なので多少割高ではあるが、最大容量である4GB(2GBx2枚)分を調達しても4000円ちょっとだ。
この程度の出費で最新OSの動くマシンとしてアップグレードできるのであれば、わざわざ新品を買いなおす必要はない。
そんなわけで、3台のマシンのリプレイスを、トータル25000円ほどの予算でやってみようというチャレンジが始まった。
まずは嫁用PCから。
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