レッカー車に乗って


昨日の話の続きだが。
寒空の中、結局直らなかったバイクを家に運ぶためJAFのレッカーサービスを利用することにした。

幸いなことに家まであと10kmちょっとという距離まで近づいていたので、費用も安く抑えられそうだ。

レッカー車に乗って帰る途中、最近のJAFの状況なんかをあれこれヒアリングしてみたら結構面白いことがわかった。

都内に限ってみれば、8つの拠点(基地)で運用しており、そこから都内各所に30分で行けるよう人員を配置しているんだそうな。
当然昼間は事故&故障の通報が多いので大人数で待機しており、逆に夜間は数分の一の人員で回しているので、場合によってはかなり待たされることにもなるらしい。
 
最近はクルマもバイクもコンピュータ制御が進み、何かトラブルがあって駆けつけても処置できずに結局レッカー移動なんてことが増えてるんだそうな。
下手にバッテリーひとついじると設定が初期化されて二度と動かせないクルマもあったりするんだって。(防犯対策のためらしい)
 
JAFでバイクのレスキューも対応するようになってまだ2年程度だから、まだノウハウが蓄積できていない点は正直言うとある。
 
DUCATIのバイクなどは、バッテリー交換するのにカウル全部取り外さなければならないとか、バイクのレスキューはクルマではありえないような手間が掛かってしょうがない。
まぁ、どれも盗難防止という点ではやむを得ないけど。

そんなわけで、結局のところレッカーしてもらうことになるケースが増えてるそうだが、それでもひょっとしたらその場で直るかもしれないという期待もあるわけで、出張サービスというのはそれなりのニーズが残るんだろうと思う。

最近は任意保険の付帯サービスにもレッカー無料が付いているケースが多くて競争が激しいみたいだが、JAFならではというところにも期待したいもんです。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック